こんな疑問にお答えします。
アジがよく釣れて、アジングの上達も爆速化してくれる。最強の仕掛け(リグ)ってどれ?。

アジングの仕掛けは種類が多い!
初心者のころは違いがわからず、あれこれ買い漁っても釣果が伸びずに萎える…。
恥ずかしながら筆者もこんな道を通りました。
本記事を読みに来てくださったあなたには、仕掛け選びで萎えてほしくない…。
仕掛け選びを最適化して、効率よくアジングを上達してほしい!
ということで、この記事では仕掛け選びの迷いを解消し、効率よくアジングを上達するためのコツを徹底解説!
以下のポイントを超わかりやすくまとめました。
本記事のトピック
この記事を読むと、アジング仲間から「いや、上達が速すぎんだろ!」と驚かれるほどの爆速上達のヒントが得られるかも…?
アジングの仕掛け選びに迷っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!



ども。当サイトの管理人です。
釣りメディアのライター&ディレクターとして、これまでに1000本以上の記事制作に携わってきました。
雑食アングラーではありますが、なかでもアジングは大好物。
いろんな道具と苦楽をともにしつつ、かれこれ10年以上はアジングをやり込んでいます。
アジング道具については、そこいらの釣具屋店員サンよりもぜんぜん詳しい自負があります。
あなたにピッタリのギア選びをお手伝いできるよう、当サイトで役立つ情報をお届けしています。
アジングの仕掛けは3カテゴリに分けて整理しよう
アジングの仕掛け(リグ)って細かく分けると種類が多くてわかりづらいんですよね。
てことで、まずは「ジグ単」「遠投リグ」「ハードルアー」の3つに分けて考えるのがおすすめです。





例えば以下のように言われるなら、どっちがわかりやすいですか?
パターン①:
「ジグ単」「遠投リグ」「ハードルアー」の3種類に分けよう
パターン②:
「ジグ単」「フロートリグ」「キャロライナリグ」「スプリットショットリグ」「ダウンショットリグ」「マイクロジグ」「プラグ」などなど……があります
だいたいの人は、前者のほうがわかりやすいと答えると思います。
後者のような細かい分類に関しては、後々覚えていけばOKです。
とりあえずは、以下3カテゴリの特徴をざっくり理解していきましょう。
「ジグ単」の特徴/長所・短所


ジグ単ってどんな仕掛け?
ジグ単とは、ジグヘッドにワームを刺しただけのシンプルな仕掛けです。
- ジグヘッド:針とオモリが一体化したもの。
- ワーム:柔らかい疑似餌で、形や色のバリエーションが豊富。
ジグ単の長所と短所
長所
- 手軽で簡単:
ラインの先にジグヘッドを結び、ワームを刺すだけ。初心者でも扱いやすい。 - 操作性&感度が良い:
シンプルな構造だから直感的に操作でき、感度も良好。 - 釣果が優秀:
近距離にアジがいれば、最も釣りやすい仕掛け。手返しが良く、数釣りに最適。
短所
- 飛距離が短い:
軽い仕掛けなので遠くまで飛ばせない。近距離戦向き。 - 風に弱い:
風が強いと操作感が鈍りやすい。



ジグ単はシンプルながらも釣果が期待できる、アジングの基本となる仕掛けです!
ジグ単はどんなときに使う?
ジグ単は、だいたいの人が最もよく使う、アジングの定番リグです。
アジは護岸沿いを回遊することが多く、近距離戦でもちゃんと釣れます。
ジグ単があれば大抵の状況に対応できるため、ジグ単オンリーでアジングをするのもおすすめです。
☆ジグ単は初心者さんにこそオススメ
ジグ単はアジングの基本となる仕掛けです。
これを使いこなせるようになれば、他の仕掛けも自然と上達します!
「遠投リグ」の特徴/長所・短所
遠投リグってどんな仕掛け?
遠投リグは、ジグ単で届かない場所へルアーを届けるための仕掛けです。
ジグ単の上にオモリや飛ばしウキなど、重さのあるものをくっつけて、遠くへ投げちゃろう!っていうカラクリです。
遠投リグの種類
- フロートリグ
- キャロライナリグ
- スプリットショットリグ


遠投リグの長所と短所
長所
- 広範囲を探れる:
重さがあるので、ジグ単より圧倒的に遠くまで飛ばせる。 - サイズアップが狙える:
良型のアジは「ちょい沖」を回遊していることが多く、遠投リグで狙いやすい。 - 操作感が安定:
重さがあるぶん、操作がわかりやすく、強風時でも扱いやすい。
短所
- 準備が面倒:
ジグ単にオモリや飛ばしウキを追加する必要があり、パーツも多くなる。 - 直感的な操作が難しい:
オモリやウキを動かして間接的にジグヘッドを操作する形なので、慣れるまでは扱いづらい。 - 感度が低い:
部品が増え、仕掛けとの距離も遠くなるため、ジグ単よりアタリがわかりにくい。
遠投リグはどんなときに使う?
- 基本はジグ単で届かない場所にアジがいるとき:
ジグ単で届く範囲にアジがいるなら、釣りやすく、手返しも良いジグ単を優先するのがおすすめです。 - 風が強いときにも活躍:
仕掛けが重いので、強風でも操作感が失われにくく、安定して釣りができます。
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補足:ジグ単でアタリがないときはランガンも選択肢に
ジグ単で届く範囲にアジがいない場合、遠投リグで沖を探るのもアリですが、立ち位置を変えて探る「ランガン」もおすすめ。
遠投リグは準備が面倒で手返しが悪くなるため、釣り場が混んでいなければランガンで効率よく探るほうが良い場合が多いです。



筆者は、ジグ単の範囲にアジがいないときは、遠投よりランガン派です!
「ハードルアー」の特徴/長所・短所


ハードルアーはどんな仕掛け?
ハードルアーとは、プラスチックや金属などの硬い素材で作られたルアーの総称です。
ハードルアーの長所・短所
長所
- 飛距離が出る:
重さがあるため、ジグ単より遠くまでキャストしやすい。 - アピール力が高い:
サイズが大きく、波動も強いので存在感抜群。アジ以外の魚も狙いやすい。 - 耐久性が高い:
ワームより頑丈で、長持ちする。
短所
- 釣るのが難しい:
ジグ単やワームと比べて、アジを釣るのが圧倒的に難しい。食わせ能力が低いのが弱点。



ハードルアーは飛距離やアピール力に優れていますが、アジを釣るにはテクニックが必要な仕掛けです。
ハードルアーを使うタイミング
ハードルアーを使うのは、わざと難易度を上げて釣りを楽しみたいときや、ジグ単や遠投リグに飽きたときです。(あくまで一例ですけども)
気分転換やチャレンジとして使う感じですかね〜。
※おすすめ度はだいぶ低め
ただ、正直なところ、ハードルアーはあまりおすすめできません。
アジを釣るなら、ジグヘッド&ワームのほうが圧倒的に簡単で釣果も安定します。
カジュアルにアジングを楽しみたい人は、無理にハードルアーを使わず、ジグ単や遠投リグを選ぶほうが無難です。
アジングにおすすめの最強仕掛けランキングTOP3
さて、ここからはアジングで最強の仕掛けをランキング形式で紹介していきます。
トップ3は以下の仕掛け(リグ)です。
第1位:ジグ単


アジングで最強の仕掛けは「ジグ単」! 他のリグと比べて釣果を伸ばしやすいですし、その他のメリットも多いです。
ジグ単のメリット
- 釣果を出しやすい:
全仕掛けの中で最もアジを釣りやすい。釣果を重視するならジグ単一択。 - 準備が簡単:
ラインにジグヘッドを結び、ワームを刺すだけでOK。片付けも楽ちん。 - 上達が速くなる:
ジグ単を使いこなせるようになると、他の仕掛けも自然とうまく扱えるようになる。 - 手返しが良い:
数釣りが楽しめるのもジグ単の魅力。 - 操作性・感度が良い:
直感的な操作ができ、感度が良いのでアタリをとる楽しさを味わえる。
初心者さんは特に、まずはジグ単を極めるのが上達への近道です。これを使わない手はありません。
※とはいえ、仕掛けが軽い関係上、サーチできる範囲は狭いです。
沖を攻めたい場合は遠投リグの力を借りることになります。
おすすめのジグヘッド
ジグヘッドは、小アジから尺オーバーまで対応できる万能なフックサイズのものを選ぶのがおすすめです。
汎用性が高く、年間を通して活躍してくれるのでコスパも抜群です。
おすすめは「スイスイスイムジグヘッド(ジャッカル)」。


「スイスイスイムジグヘッド」の特長
- ヘッド側面に重量表記あり
- フック形状が工夫されていてワームがズレにくい
- 大入りパックの徳用パックもあり、コスパも良好
使いやすさ要素が詰め込まれたジグヘッドとなっています。
おすすめジグヘッド記事


おすすめのワーム
ワームは、長さ1.5〜2インチクラスのものを優先的に揃えるのがオススメ。
このサイズは幅広い大きさのアジに対応でき、汎用性が高いです。
おすすめは「プランクトン(34)」。(長さは1.8インチ)


プランクトンの特長
- アミパターンに強い
- アジの活性に関係なくアタリを引き出す性能が高い
低活性で機能するワームは貴重!
「プランクトン」は、厳しいコンディションでも釣果をひねり出してくれます。


おすすめワーム記事


第2位:フロートリグ
準最強の仕掛けは「フロートリグ」です。
フロートリグは組み方のパターンがいろいろあって、アジングでは以下の3つの種類が一般的です。
フロートリグの種類
- 直結び式(Fシステム):
リーダーの端糸の先にウキを結ぶタイプ - 固定式:
リーダーに挟んで固定するタイプ - 中通し式:
中間リーダーにウキを通すタイプ


フロートリグのいいところ
- 広範囲を探れる:
ジグ単では届かない沖のアジを狙える。 - 流れに乗せやすい:
フロート部分が浮くため、流れに乗せやすい。 - アミパターンに強い:
流れに同調させやすく、アミを捕食しているアジに効果的。
フロートリグのデメリット
- 中層〜ボトムが狙いづらい:
浮力が強めになっているため、中層〜ボトムが狙いづらい。(※)
※ジグヘッドを重くしたり、フロートの近くにガン玉を入れたり、少し工夫すれば中層〜ボトムを狙うことができます。


おすすめの飛ばしウキ
フロートリグ用の飛ばしウキでおすすめなのは、アルカジックの「シャローフリーク」シリーズです。


「シャローフリーク」の特徴
リーダーの端糸に直結びするだけで簡単にフロートリグが組める手軽さが魅力。
仕掛けの準備がとにかく簡単で、釣果も安定して出せるため、初心者から上級者まで幅広い層にオススメです。
一度使うと、他のフロートリグには戻れなくなるほど便利です。


シャローフリークの選び方
- 「フローティング」タイプがおすすめ:
浮力は「フローティング」「ダイブ」「スーパーダイブ」の3種類
カスタム次第で表層〜ボトムまで狙いやすい「フロート」タイプがおすすめ - 重量は7.5gがおすすめ:
重さは「7.5g」「10.5g」「15.0g」の3種類があり、初めて買うなら7.5gがおすすめ
フロート専用ロッドがなくても扱える重さなので、6ft台の万能ロッドでジグ単と併用可
「シャローフリーク プチ」もおすすめ
ちなみに「シャローフリーク プチ」ってのもあって、こちらもおすすめです。


本家の「シャローフリーク」よりもさらにお手軽で、リーダーに挟んで固定するだけで使えます。







重量は3.3gと軽量なので大遠投はできませんが、普段使っているジグ単ロッドで投げられるってのがイイ!
フロートリグを気軽に試してみたい方にぴったりのアイテムです。
第3位:キャロライナリグ


アジングの最強仕掛けランキング第3位はキャロライナリグ。
キャロライナリグは、ジグヘッドの上部にオモリ(キャロシンカー)を配置して、ロングキャストする仕掛けです。
アジングでは、浮力が調整された専用シンカーを使うのが一般的です。
キャロのメリット
- 広範囲を探れる:
ロングキャストで沖のアジを狙える。 - 中層〜ボトムを探りやすい:
フロートリグと違い、仕掛けが沈む速度が速いため、中層からボトムまで効率よく攻められる。
キャロのデメリット
- 仕掛けの準備が面倒:
リーダーが2本必要で、スイベルやシモリ玉などのパーツも多く、組むのに手間がかかる。 - 表層をスローに探るのは苦手:
フォール速度が速いため、表層をふわふわと漂わせるような釣りには向かない。
(表層を狙うならフロートリグがおすすめ。) - ライントラブルが多い:
仕掛けが長いため、絡みやすい。
※着水時にライン放出を止める(フェザーリング)などで軽減は可能。
おすすめのキャロシンカー
キャロシンカーは、ティクトの「Mキャロ」シリーズがおすすめ。
ほどよい浮力があり、重量通りにグイグイ沈むことがなく、アジングの繊細なアプローチと相性が良いです。
他の仕掛けは使わないほうがいいの?
他の仕掛けについては、使わないほうがいいとまでは言いませんが、「ジグ単」「フロート」「キャロ」と比べるとおすすめ度はかなり低いです。
その他の仕掛けとおすすめできない理由
- スプリットショットリグ:
リーダーにオモリが固定されるため感度が落ちやすく、アジに違和感を与えやすい。
フォール速度が速めなので、使えるシチュエーションが限定的。 - 各種ハードルアー:
ソフトルアー(ワーム)と比べると、アジの反応がかなり悪い。
魚食性が強くない最近のアジをハードルアーで釣るのはなかなかムズい。



どちらもアジングを「ハードモード」に寄せる仕掛けなので、初心者さんや効率よく釣りたい人にはおすすめできません。
(ただ、普通の釣り方に飽きたときにチャレンジするのはアリ。)
アジング初心者さんにおすすめの仕掛け
「最強の仕掛け」のところと重複する部分もありますが、ここからはアジング初心者さんにおすすめの仕掛けについて解説していきます。
ポイントはこちら↓
とにもかくにも「ジグ単」が最優先
アジング初心者さんが使うべき仕掛けは、圧倒的に「ジグ単」です。
アジングの基本動作を、効率よく反復練習でき、上達のスピードが上がります。
アジングの基本動作
- 狙ったところに投げる
- 狙いのレンジ(水深)まで沈める
- レンジキープしながら足元まで探る





ジグ単は食わせ性能が高く、手返しが良いので数釣りもしやすいです。
釣果的にみても、結局は「ジグ単」が圧倒的な最推しリグになりますね。
おすすめのジグヘッド・ワーム紹介記事




遠投リグは「フロート」一択
もし、初心者さんが遠投リグをやるなら「フロート」一択(※)だと思います。
(※)より正確にいうと、直結び式または固定式のフロートリグ


フロートリグが初心者さんにおすすめな理由
- 仕掛けを組むのがカンタン:
手軽に準備できるってのは意外と重要。
面倒な準備をしたうえに釣れなかったらふつうに心が折れます…。 - トラブルが少なく扱いやすい:
仕掛けの構造がシンプルだから操作しやすい。
糸絡みなどのトラブルも少なく快適



フロートは準備がお手軽で、扱いやすい!他のリグと比べると、快適度が段違いに高いです。
てことで、はじめて遠投リグをさわるなら、「直結び式」もしくは「固定式」のフロートリグがおすすめです。
「キャロ」はおすすめ度低め
ちなみに、「キャロライナリグ」は初心者さんへのおすすめ度が低めです。
アジングに慣れている人が使うと武器になるのですが、面倒ごとが多くて、扱いにもクセがあります。
キャロを初心者さんに推しづらい理由
- 仕掛けを組むのが面倒
- 扱いにクセがありトラブルが起きやすい





キャロは、準備的にも、扱い的にもハードルがやや高め…。
手を出すにしても、ジグ単やフロートでのアジングに慣れてからのほうが良いと思います。
「ジグ単(+フロート)」から使っていくのが最強!


最後に、本記事の要点をさらりとまとめておきますね。
アジングの仕掛けは「ジグ単」「遠投リグ」「ハードルアー」の3種類に分けると、シンプルでわかりやすいです。
カテゴリ | 詳細 | 代表的な仕掛け/ルアー |
---|---|---|
ジグ単 | ジグヘッドにワームを刺しただけのシンプルな仕掛け | – |
遠投リグ | オモリや飛ばしウキを追加して、飛距離を稼ぐ仕掛け | フロートリグ、キャロライナリグ、スプリットショットリグなど |
ハードルアー | 金属、プラスチックなどの硬い素材を使ったルアー | メタルジグ、各種プラグなど |


おすすめ度が高い仕掛けは「ジグ単」「フロートリグ」。
どちらも手軽に使えて、釣果にも恵まれやすいです。
以下の流れで使っていくと、アジングを楽しみつつ効率よく上達できると思います。
- まずは「ジグ単」でアジングの基礎を反復練習
- 沖での釣りを試したくなったら「フロートリグ」にチャレンジ



最重要な仕掛けは「ジグ単」ですから、まずは汎用性が高いジグヘッド&ワームを優先的に揃えていきましょう。
この記事で紹介したアイテム
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