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「ルナキア」の仕様解説
概要
「ルナキア」は、天龍から発売されているライトゲームロッド。
ややマイナーな存在ではありますが、知る人ぞ知る名作ロッド的なポジションで、愛用しているユーザーは少なくありません。
極端にやわらかいティップ、オリジナル製法が使われたブランク、西陣織を駆使したグリップなど、その設計は独自色が強め。

ちょっとマニアックで、職人的なワザが光るロッドをお探しの方に推したいアイテムとなっています。
仕様のポイント
仕様の注目ポイントとして挙げられるのは以下の点です。
- C・N・T素材
- マグナフレックス製法
- チタンSiCのガイド
- 西陣織模様が美しいグリップ
他社にはない独自のアイデアが豊富で、設計者のこだわりを感じます。
C・N・T素材
ブランクにおける一番の注目ポイントは、C・N・T(カーボンナノチューブ)素材。
これが全機種のバット部に使われており、ブランクの強度アップや軽量化に寄与しています。
C・N・T(カーボンナノチューブ)のイメージ図は以下のとおり。

超微細なナノサイズのC・N・T粒子が樹脂(レジン)の間に入り込み、ブランクとの一体感を高めてくれるというカラクリです。
軽量かつ強度が高い「ルナキア」のブランクの根幹をささえるテクノロジーとなっています。
マグナフレックス製法
チューブラーモデル(LK6102S-MLT , LK752S-MMHT , LK822S-HT)には、「マグナフレックス」という製法が使われています。
マグナフレックスとは、弾性率などの特性が異なる複数の素材を、継ぎ目のない1本のブランクとして作製する製法です。
ブランクの部位に応じて適切な素材を使いつつ、強度もしっかり担保することにつながります。
チタンSiCのガイド
ガイドは全機種がチタンフレーム×SiCリングの組み合わせ。
軽量かつ耐久性の高いチタン素材を用いることで、ロッド全体の軽量化や振り抜けの向上などの恩恵を得られます。
西陣織模様が美しいグリップ
「ルナキア」のグリップには、西陣織模様のカーボンパイプが使われています。

実釣面のメリットはありませんが、とにかく見た目が美しい!
管理人も「ルナキア」ユーザーのひとりなのですが、美しくてカッコいい西陣織模様のグリップはすごく気に入っています。
軽さも優秀
「ルナキア」は、軽さも優秀。最軽量モデル47g、6ft台の万能モデルは60g前後となっており、十分に軽量です。
ミドルクラスのライバル製品との軽さ比較は以下のとおりです。
▽ミドルクラスの軽量ランキング(機種カテゴリ別)
6ft台の近〜中距離モデル | ||
---|---|---|
製品 | 自重(g) | 機種 |
23月下美人AIR | 47 | 66L-S |
ラグゼ 宵姫 爽 | 54 | S63UL-solid |
鯵道5G | 54 | S622M |
22ソアレSS アジング | 55 | S64UL-S |
21月下美人MX アジング | 55 | 64L-S |
23コルト | 56 | 642L-HS |
ルナキア | 58 | 632S-LMLS |
21ソアレXR | 67 | S64UL+-S |
5ft台の王道ジグ単モデル | ||
---|---|---|
製品 | 自重(g) | 機種 |
23月下美人AIR | 42 | 510UL-S |
22ソアレSS アジング | 48 | S54SUL-S |
ラグゼ 宵姫 爽 | 50 | S58FL-solid |
鯵道5G | 50 | S582L |
21月下美人MX アジング | 50 | 510UL-S |
ルナキア | 52 | 582S-LS |
23コルト | 53 | 572UL-HS |
21ソアレXR | 60 | S54SUL-S |
最軽量モデル | ||
---|---|---|
製品 | 自重(g) | 機種 |
23月下美人AIR | 39 | 53L-S |
22ソアレSS アジング | 46 | S48SUL-S |
ラグゼ 宵姫 爽 | 46 | S53FL-solid |
鯵道5G | 46 | S502L |
21月下美人MX アジング | 47 | 55XUL-S |
ルナキア | 47 | 532S-ULS |
23コルト | 48 | 592XUL-S |
21ソアレXR | 52 | S48UL-S |
ミドルクラスのライバル製品と比較すると、めちゃ良い位置にいるってわけではありません。
しかしながら、競合に大きな遅れをとっているわけではなく、十分に軽いロッドであると評価できます。
「ルナキア」の機種解説・インプレ
機種一覧
品名 | 全長 (ft) | 自重 (g) | ルアーウェイト (g) | 継数 (本) | 調子 | 仕舞寸法 (cm) | ライン (lb) | ライン (PE/号) | リアグリップ (mm) | 先径 (mm) | 使用繊維 カーボン/グラス (%) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
LK532S-ULS | 1.60[5’3″] | 47 | MAX1.5 | 2 | EXF | 82.5 | MAX2 | – | 145 | 0.6 | 96/4 |
LK582S-LS | 1.72[5’8″] | 52 | MAX2 | 2 | EXF | 89 | MAX2.5 | MAX0.3 | 145 | 0.8 | 94/6 |
LK632S-LMLS | 1.90[6’3″] | 58 | MAX3 | 2 | EXF | 98 | MAX3 | MAX0.3 | 165 | 0.8 | 94/6 |
LK6102S-MLT | 2.08[6’10”] | 61 | MAX5 | 2 | RF | 107 | MAX4 | MAX0.4 | 215 | 1.2 | 94/6 |
LK752S-MMHT | 2.26[7’5″] | 70 | MAX10 | 2 | RF | 116 | MAX7 | MAX0.5 | 285 | 1.2 | 95/5 |
LK822S-HT | 2.49[8’2″] | 82 | MAX25 | 2 | RF | 127 | MAX10 | MAX0.8 | 305 | 1.4 | 95/5 |
機種数はそれほど多くありませんが、超フィネス型から超パワー型まで振り幅は広いです。
ライトゲームに広く対応するラインナップを備えています。
インプレ(LK582S-LS)
管理人はルナキアのLK582S-LSを愛用しています。


この機種は、ジグ単に特化した王道ショートモデル。
スペックどおりに、〜2gぐらいのジグ単と相性が良いセッティングとなっています。
「ルナキア」を使ってみて、もっとも印象的だと感じているのはティップのやわらかさ。
めちゃ柔らかいソリッドティップが入っています。

荷重感度がとても優秀で、流れの変化や抜けアタリなどの荷重変化をとらえることに長けています。
ティップがやわらかい一方で、ベリー(ティップのすぐ下あたり)にしっかりと張りがあり、〜2gぐらいのジグ単を使っているぶんにはダルさは感じません。
荷重感度に寄せたチューニングであるため、反響感度はやや低め。代表的な弱点といえばここです。
ラインやブランクが風にあおられて荷重変化がわかりづらくなる強風時の釣りなどは、やや苦手とします。
「ルナキア」は、荷重変化からの情報収集に慣れた中上級者向けのアイテムといえるでしょう。
582S-LS
管理人が愛用しているジグ単特化モデル。
〜2gぐらいのジグ単に対応し、精度の高い近距離戦を楽しめます。
ティップは超しなやか、他はしっかりと張りがあるという、メリハリのあるセッティング。
流れの変化や抜けアタリなど、荷重から得られる情報を軸にゲームを組み立てたい方におすすめのジグ単ロッドです。
公式サイトの解説は以下のとおり。
超フィネスゲーム向けショートモデル
出典:天龍
1g未満のリグの存在を感じられる超繊細なカーボンソリッドティップと、ターゲットの引きを堪能出来るアクションが魅力。 操作時は超ファーストアクションに感じ、負荷を掛ける毎に徐々にスローアクションに可変していきます。 超軽量のジグヘッド単体から、2g程までのスプリットショットリグと好相性。 フロロカーボンやエステルといったモノフィラメントラインの使用と、軽量化を狙ってバット部にはATガイドを採用。
532S-ULS
アンダー1gの超軽量ジグ単に特化したモデル。
先径0.6mmの超繊細なソリッドティップが採用されており、582S-LSよりも繊細なアプローチが可能です。
5ft3inのショートレングスで、操作性も抜群。
近距離戦性能に特化したジグ単ロッドをお探しの方にマッチします。
公式サイトの解説は以下のとおりです。
近距離・超フィネス向けショートモデル
出典:天龍
近距離において0.4~0.8gのジグヘッド単体の操作性を求め、超繊細なカーボンソリッドティップを採用。操作時は超ファーストに感じ、ワンテンポ遅れてもフッキングが可能で、負荷を掛けるとスローに可変し、ターゲットとのファイトを堪能出来るアクションに設定。モノフィラメントラインの使用と、軽量化を狙ってバット部にはATガイドを採用し、フロロカーボンやエステル専用設計としました。
632S-LMLS
最大3gの仕掛けを背負えるやや強めのフィネスモデル。
天龍公式が”掛け重視のフィネスモデル”と位置づける機種です。
“掛け重視”というからロッド全体が硬めなのかと思いきや、ティップはショートモデル同様にかなり柔らかいです。(釣具屋で実機を触ってみての印象)
荷重感度に寄せた6ft台モデルということで、他社では見かけないコンセプトの1本といえます。
水深があるポイントや、流れが速いポイントを、1〜2g台のジグヘッドを使って攻めたい人にマッチする1本です。
公式サイトの解説は以下のとおり。
掛け重視のフィネスモデル
出典:天龍
僅かな変化を逃さない繊細なカーボンソリッドティップと、フッキングレスポンスを求めた張りの強いべリーとバットが特徴。操作時は超ファーストアクションに感じ、負荷を掛ける毎に徐々にスローアクションに可変していきます。ライトゲームで出番の多い1g程のジグヘッド単体での操作から、3g程までのスプリットショットやライトキャロに対応。フロロカーボンやエステルといったモノフィラメントラインの使用と、軽量化を狙ってバット部にはATガイドを採用。
822S-HT
遠投リグに特化した8ft台の超パワーモデル。
最大25gの仕掛けをぶん投げることができ、超広範囲をサーチできます。
近距離戦はやりづらいものの、沖の広大なエリアを使ったダイナミックなアジングを楽しめるのは大きな魅力。
ジグ単ゲームでは感じられないスケール感で、アジングの新境地を味わえるでしょう。
公式サイトの解説は以下のとおりです。
遠投&パワー重視フィネスモデル
出典:天龍
外洋に面したロックショアエリアや規模の大きな漁港など、遠投性能とパワーを要求されるシーンで活躍するモデル。 5g程度のジグヘッドから20g程のメタルジグまで扱え、長さを活かしてキャロライナリグやフロートリグにも対応。 感度とパワーを両立するマグナフレックス製法を活かしたチューブラティップ。 極細のPEラインの使用を考え、Kガイドを主体としたガイドを採用(モノフィラメントラインも対応)
822S-HTは、強度的にはエギングロッドと同等。
エギングやチニング、ロックフィッシュ、メバリング、スーパーライトショアジギングなど、他ジャンルにおいても広く活躍できるというのもこの機種も魅力です。
「ルナキア」の特徴まとめ

「ルナキア」は、他のアジングロッドにはない極端な柔軟ティップが最大の特徴。
荷重変化を繊細に察知し、スローな釣りで真価を発揮する一本です。
「流れの変化を感じながらアジを狙いたい」「豆アジやスレたターゲットに対応したい」人には、間違いなくおすすめのロッド!
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