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「ソルティースタイル アジ(アブガルシア)」の製品解説

コスパ最強のアジングロッドを一気見するなら、こちらの記事がオススメ

目次

「ソルティースタイル アジ」の仕様解説

アブガルシア製品内での位置づけ

「ソルティースタイル」は、アブガルシアの入門ロッドシリーズ。

アジング以外のジャンルにも多彩なロッドを展開しており、ソルトルアーの入門ロッドとして一定の地位を築いています。

▽アブガルシアのアジングロッド一覧

製品実売価格クラス
ソルティーフィールド9,000エントリー
ソルティースタイル アジ12,000
ソルティーステージ プロトタイプ アジング22,000ミドル
エラディケーター リアルフィネス33,000
エラディケーター リアルフィネス プロトタイプ45,000ハイエンド

「ソルティースタイル アジ」は、2024年にかなり久々のモデルチェンジを迎え、自重の軽量化を中心に、前作と比べて大きな進化を遂げています。

先代モデルも発売からしばらくは魅力的なスペックだったんですけど、さすがに最近のロッドの比べると時代遅れ感がありましたからね。
ファンの方からすると、「やっとモデルチェンジかぁ〜」という印象だと思います。

最新モデルのセールスポイント

最新モデルのセールスポイントについては、アブガルシア公式サイトでわかりやすく訴求されています。

出典:アブガルシア

先代モデルと比べて圧倒的な軽量化を実現

最もわかりやすい違いは「軽さ」でしょう。

「ソルティースタイル アジ」は、先代と比べて圧倒的に軽量化されています。

▽先代機との自重比較

軽量化(先代比)新モデル旧モデル
30.12%58g(532ULS)83g(592LS)
31.18%64g(632ULS)93g(692LS)
23.08%70g(6102LS)91g(632MLS)

公式いわく先代比約22%の軽量化とのことですが、もっと軽くなっているのでは?

公式さんがどういった計算をしたかは知りませんが、先代の類似モデルと比べると平均28%ほど軽量化されています。

めちゃ久々のモデルチェンジだけに、先代よりもずいぶん軽くなっていますね。

ちなみに、同価格帯の他社有力ロッドと比べると、特別軽いというわけではありません。

▽他社有力ロッドとの比較

製品6ft台の近〜中距離5ft台の王道ジグ単ショート最軽量
自重機種自重機種自重機種
鯵道1G59S622M52S582L48S502L
23ソアレBB アジング59S64UL-S53S58UL-S48S54SUL-S
23コルトUX62642L-HS57572UL-HS51482UL-HS
20月下美人 アジング6368L-S57510UL-S5555UL-S
ソルティースタイル アジ706102LS58532ULS54432ULS

大きな差があるわけではありませんが、同価格帯の競合ロッドと比べるとすこ〜しだけ遅れをとっているかな〜という印象です。

Xカーボンテープ

仕様の注目ポイントして、まず挙げられるのが「Xカーボンテープ」です。

公式サイトでの解説はこんな感じ↓。

ABU独自のXカーボンテープラッピング
斜め(45度、135度)の方向からX状にカーボンテープで締め上げる事によりトルクを向上、ねじれ防止に貢献

出典:アブガルシア

カーボンテープでブランクを斜め方向に締め上げて、強度を補強するテクノロジーです。

シマノでいうところの「ハイパワーX」、ダイワでいうところの「ブレーディングX」といったところでしょうか。

飛距離や操作性、ファイトパワーの向上に寄与します。

ガイドセッティング

ガイドは、トップがSiC、他はアルコナイトという組み合わせです。

ダイワやシマノの同価格帯ロッドと同じ組み合わせで、入門クラスでは定番になりつつセッティングとなっています。

ガイドとしての性能は当然「SiC>アルコナイト」という関係性なのですが、アジングではラインにかかる負荷は少なめですし。

アルコナイト中心のセッティングでも問題ないでしょう。

KRコンセプトガイド(ガイドに角度があって、ラインがからみづらい)を採用しているのも魅力。

グリップセッティング

グリップは「IPSシート」仕様。アジングロッドでは採用率が高い定番のリールシートです。

小ぶりで握りやすく、細かな操作に適したデザインとなっています。

アブ公式の解説動画

「ソルティースタイル アジ」の機種解説

機種一覧

スクロールできます
製品名タイプレングス
(ft/cm)
継数自重
(g)
仕舞寸法
(cm)
先径
(mm)
ルアー
(g)
PE
(号)
フロロカーボン
(lb)
パワーアクション材料メーカー希望
小売価格(税抜)
SYAS-432ULSスピニング4’3”/
129.5cm
254680.80.2 – 50.1 – 0.81.0 – 4.0ULレギュラーファーストカーボン80%,
グラス20%
¥18,000
SYAS-532ULSスピニング5’3”/
160.0cm
25883.50.80.2 – 50.1 – 0.81.0 – 4.0ULレギュラーファーストカーボン98%,
グラス2%
¥18,500
SYAS-632ULSスピニング6’3”/
190.5cm
264990.80.2 – 80.1 – 0.81.0 – 6.0ULレギュラーファーストカーボン98%,
グラス2%
¥19,000
SYAS-6102LSスピニング6’10”/
208.3cm
270107.50.80.2 – 100.1 – 0.81.0 – 8.0Lレギュラーファーストカーボン98%,
グラス2%
¥19,500

全4機種のシンプルなラインナップとなっており、好みの機種を選びやすいですね。

632ULS:入門用におすすめな近〜中距離モデル

アジング入門におすすめなのは632ULS。

アブ公式も

オールマイティに使えるど真ん中の1本

出典:アブガルシア

と位置づける1本となっています。

軽量ジグ単の操作性を損なわず、遠投リグも無理なく扱える、絶妙なレングス6ft3in。

最大8gの仕掛けに対応するため、サーチできる範囲も広いです。

アブガルシア公式ページの解説文は以下のとおり。

オールマイティに使える、ど真ん中の一本

6’3”のレングスとソリッドティップで軽量ジグヘッドの重さを感じながら、高い操作感とソリッドを感じさせない掛け感を両立した一本。
深場や流れが急なポイントでも、アタリからフッキングまで意のままに。
数釣りから大型まで余裕で対応できる、まさにオールマイティ。

出典:アブガルシア

公式のアナウンスどおり、全機種のなかで最もオールマイティに使える1本。

アジング入門ロッドにおすすめです。

532ULS:近距離戦に適した高感度ジグ単モデル

ジグ単での近距離戦に適したショートモデル。

最大5gのし掛けを背負えるのですが、5ft3inという長さなので、実質的にはジグ単専用です。

〜3gぐらいのジグ単ゲームを楽しみたい方にピッタリな1本となっています。

公式の解説文は以下のとおり。

ショートレングス、常夜灯周りなど近距離攻略

5’3”のショートレングスは、常夜灯周辺やストラクチャー周辺の攻略に最適。
抜群の取り回しの良さと超高感度で、アベレージサイズや豆アジの数釣りをメインにしつつも、不意の大型にも対応できる懐の深さを兼ね備える。

出典:アブガルシア

6102LS:幅広い重量のリグに対応する万能モデル

6102LSは、パワー的に余裕があるモデルがいいって人向けの1本です。

マッチするのは重めのジグ単から10gクラスの遠投リグ。

重量のキャパは広いものの、〜1g台クラスのジグ単への適性がやや弱めです。

遠投リグやハードルアーが中心で、ときどきジグ単も使う。ぐらいのスタイルにマッチすると思われます。

公式サイトの解説は以下のとおりです。

シリーズ最長、遠投・フロートまで対応

6’10”と長めのレングスにLパワーのブランクで、やや重めのジグ単やフロートリグを使用した遠投に対応。超高感度ソリッドティップで軽量ジグヘッドやボトム付近でのリフト&フォールにも高次元で対応する。
大型のアジを狙えるポイントや足場が高いポイントに最適。

出典:アブガルシア

432ULS:超近距離戦にマッチするハイパーショートモデル

全4機種のなかで最もトガった1本。

4ft3inの超ショートレングスで、近距離戦における圧倒的な操作性を誇ります。

軽量ジグ単を駆使した超高精度なアプローチを展開できるのが強みです。

一方で、極端な短さゆえに、飛距離のロスは深刻。

超接近戦以外では持ち味を発揮することができず、汎用性はすこぶる低い点はあらかじめ知っておくべきでしょう。

公式サイトの解説は以下のとおりです。

超ショートレングス、小場所・ピンスポット特化型

4’3”の超ショートレングスは、港湾内の小場所攻略やキャスト精度が求められる場面において大きなアドバンテージを発揮し、オカッパリだけでなくボートでも遠投が不要な場面などは、抜群の手返しを発揮。

出典:アブガルシア

「ソルティースタイル アジ」の特徴まとめ

「ソルティースタイル アジ」は、モデルチェンジで軽量化&操作性UPしたエントリーロッド
「アブらしい独自設計」と「クセのない使用感」が特徴で、特に632ULSはアジング入門に最適!

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