
アジングのジグヘッド、重さってどれを選べばいいの…?
初心者だけでなく、ある程度経験のある人でも迷うのが“ジグヘッドの重さ選び”です。
たった数グラムの違いで釣果に差が出ることもあり、これもアジングのおもしろいところですよね〜。
この記事では、アジングに使うジグヘッドの重さごとの特徴や、状況別の使い分け方をわかりやすく解説します。



ども。当サイトの管理人です。
釣りメディアのライター&ディレクターとして、これまでに1000本以上の記事制作に携わってきました。
雑食アングラーではありますが、なかでもアジングは大好物。いろんな道具と苦楽をともにしつつ、かれこれ10年以上はアジングをやり込んでいます。
アジング道具については、そこいらの釣具屋店員サンよりもぜんぜん詳しい自負があります。
あなたにピッタリのギア選びをお手伝いできるよう、当サイトで役立つ情報をお届けしています。
アジングで使われるジグヘッドの重さは?


アジングで使うジグヘッドは、だいたい0.3gから3gくらいが主流です。
この重さをざっくり分けると、こんな感じになります。
- 1g未満:軽い
- 1g台:ふつう
- 2g以上:重い
ジグヘッドの重さは、アジを釣る場所やその日の状況に合わせて変えるのが基本です。
たった数グラムの差で釣果が大きく変わることもあるので、アジングではとても大事なポイントなんですよね。
ジグヘッドの重さが違うと何が変わる?


ジグヘッドの重さが変わることで、アジングの操作感や釣果にさまざまな影響が出てきます。
主な違いは以下のようなポイントです。
- 飛距離:
軽いと飛ばない、重いとよく飛ぶ。 - フォール速度:
軽いと沈むのが遅く、重いと沈むのが早い。 - 操作感のわかりやすさ:
軽いと操作感がわかりづらく、重いとわかりやすい。 - アジの吸い込みやすさ:
軽いとアジが吸い込みやすく、重いと吸い込みにくい。 - 風 / 潮の影響の受けやすさ:
軽いと影響を受けやすく、重いと影響を受けにくい。
ジグヘッド重量の使い分け方法:ケーススタディ


実際の釣り場では、ジグヘッドの重さをどのように使い分ければよいのでしょうか。
ここでは、アジング中によくある状況ごとに、適した重さの選び方の一例を紹介していきます。
- 風が強くてアタリがわからん:
ジグヘッドを重くして、ラインが風にあおられないようにする。 - 潮が速くてソッコー流される:
ジグヘッドを重くして、流されすぎないように調整する。 - アジが表層に群れてるっぽい:
ジグヘッドを軽くしてフォール速度を落とし、表層レンジをキープしやすくする。 - なにやら沖があやしい:
ジグヘッドを重くして、飛距離アップ。遠投して沖を探る。 - アタリがあるけど乗らない:
ジグヘッドを軽くして、アジが吸い込みやすくする。 - ボトムにアジがついてるっぽい:
ジグヘッドを重くして、すばやくボトムに到達できるようにする。 - アタリが減ってきた(スレてる):
ジグヘッドを重くor軽くして、フォール速度を変えると、アジが”新しいエサ”と認識してアタリが増えることもある。



上記はよくある一例なので、あとはご自身の釣り場や感覚にあわせていろいろと重さを調整してみてください。
ジグヘッドローテもアジングのおもしろみのひとつですからね。
ジグヘッドの重さ別の使用例
ここまでの内容をふまえて、ジグヘッドの重さごとの使い分けを簡単にまとめてみました。
重さ帯 | シーン・条件 | 使用例 |
---|---|---|
〜0.7g | 表層/無風〜微風/スレ対策 | 常夜灯下での表層狙い/アミパターン/食い渋り時 |
0.8〜1.2g | オールラウンド/初心者向け | アジング開始時/港内・常夜灯周りの中層狙い |
1.3〜1.8g | 中層〜ボトム/軽風〜中風 | ボトム攻め/潮が少し速い日/風強めの港内/手返しよく探る |
1.9〜3g | 遠投・深場・風強め・外洋 | 沖の潮目/磯場/深場のアジ狙い/風対策 |
アジングのおすすめジグヘッド一覧


アジングで使いやすいジグヘッドを、タイプ別に一覧でまとめました。
気になるモデルがあれば、リンク先の記事で詳しい解説をチェックできます。
おすすめジグヘッド一覧
アイテム | メーカー | フックサイズ | ヘッド材質 | ヘッド形状 |
---|---|---|---|---|
スイスイスイムジグヘッド | ジャッカル | 万能 | 鉛 | 特殊 |
宵姫AJカスタム | がまかつ | 万能 | 鉛 | 特殊 |
アジスタS | ティクト | 万能 | 鉛 | ラウンド |
フロードライブヘッド | 土肥富 | 万能 | 鉛 | 特殊 |
アジマメマイクロジグヘッド | ジャッカル | 豆 | スズ合金 | 特殊 |
ゼログラヘッド | 34 | 万能 | 樹脂コーティング | 特殊 |
詳しく知りたい方はこちら
よくある質問
ここでは、ジグヘッドの重さに関してよく聞かれる疑問にお答えします。
軽いジグヘッドのほうがよく釣れるって本当?


「軽いジグヘッドのほうが釣れる」
アジングではよく言われる話ですが、これはある程度事実です。
その理由はコチラ↓。
- フォールスピードがゆっくりなので、アジに違和感を与えにくい
- 軽いジグヘッドはアジが吸い込みやすく、フッキング率が上がる傾向にある
このように、軽いジグヘッドは「食わせ力」や「吸わせやすさ」の面でメリットがあります。
アジングに慣れてきたら、自分が無理なく操作できる範囲で、できるだけ軽いウエイトを選ぶのも有効な戦略です。
ただし、状況によっては重いジグヘッドのほうが反応が良いこともあります。
軽さを過信せず、その日の風や潮、アジの活性に合わせて選ぶことが大切です。
アジング初心者におすすめのジグヘッド重量は?
アジング初心者には、まず1gのジグヘッドを基準にするのがおすすめです。
この重さはさまざまなシチュエーションで使いやすく、アジングの基本ともいえる定番のウエイトです。
1gに慣れてきたら、0.5g刻みで0.5gや1.5gといった重さも揃えておくと、より幅広い状況に対応できます。


なお、初めてのうちは無理に軽いジグヘッドを使わないことも大切です。
軽すぎるとルアーの動きが分かりづらく、ラインの扱いも難しくなりがち。
操作感のある重さを選ぶことで、萎えずにアジングを楽しめます。
まとめ


ジグヘッドの重さ、たった数グラムでも釣果に大きく影響します。
「なんか違うかも?」と感じたら、重さを変えるだけで状況が一気に好転することも。
まずは1gを中心に、0.5g刻みでいくつか揃えておけば安心です。
いろいろ試しながら、自分の釣り場に合うベストなセッティングを見つけてみてください。
おすすめジグヘッド紹介はこちら
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