がまかつのアジングロッド「宵姫」は、軽量・高感度を突き詰めた人気シリーズ。
小さなアタリはもちろん、潮の変化やテンションが抜ける違和感まで捉えやすいのが魅力です。
この記事では、現行3グレード「爽弐・華弐・天」の違い、全機種のスペック、おすすめ番手、選び方をまとめました。
宵姫が気になっているけど、ロッド選びで失敗したくない人はお役立てください。
管理人ども、管理人です。
釣りメディアのライター&ディレクターとして、これまでに1000本以上の記事制作に携わってきました。
雑食アングラーではありますが、なかでもアジングは大好物。いろんな道具と苦楽をともにしつつ、かれこれ10年以上はアジングをやり込んでいます。
アジング道具については、そこいらの釣具屋店員サンよりもぜんぜん詳しい自負があります。
あなたにピッタリのギア選びをお手伝いできるよう、当サイトで役立つ情報をお届けしています。
この記事の活用ガイド
この記事の前半では、レベル・用途・携帯性の考え方を交えながら、がまかつのアジングロッドとおすすめ番手を紹介。
後半では、各シリーズの比較一覧、特徴、選び方、主要グレード同士の違いを解説します。
特徴や選び方から理解したい人は、先に記事後半で条件を整理してからモデル紹介へ戻ると選びやすいです。


- 宵姫ロッドの全解説から読む
→このまま読み進めてください - 宵姫の特徴から読む
- 宵姫の選び方から読む
- グレード同士の比較から読む
がまかつ「宵姫」のアジングロッド/おすすめ番手を解説
ここからは、がまかつ「宵姫」シリーズの現行3グレードと、おすすめ番手をわかりやすく解説していきます。
ラグゼ 宵姫 爽弐


「ラグゼ 宵姫 爽弐」は、宵姫シリーズのなかでは最もリーズナブルなエントリーモデル。2026年春に発売された、先代「宵姫 爽」の後継機です。
エントリーとはいえ、実売価格は2万円台後半。格安な初心者向けロッドではなく、宵姫らしい軽さと感度をしっかり味わえる本格派です。
ユーザーからの評価が高かった先代をベースに、さらに軽量・高感度化。新搭載のオリジナルリールシートとチタンフレームSiCガイドまで備えており、この価格帯としてはかなり魅力のあるスペックです。


上位の「宵姫 華弐」ほどパッツン系でピーキーな味付けではなく、意図的にマイルドに作られているのもポイント。張り一辺倒ではなく、きれいに曲がる扱いやすさも残されています。





初めての宵姫や、1万円台の入門ロッドからのステップアップなら爽弐が本命。上級者でも、マイルドなロッドが好みな人にはこっちがハマると思います。
スペック一覧
| 品番 | パワー | 標準全長(cm/ft) | 希望本体価格(円) | 標準自重(g) | 仕舞寸法(cm) | 使用材料(%) | 継数(本) | ルアーウエイト(g) | 適正ライン(PE/号) | 適正ライン(ナイロン/lb) | 先径(㎜) | グリップ長(㎜) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| S53FL-solid | FL | 160(5’3″) | 26,000 | 42 | 85.0 | C99.5 G0.5 | 2 | 0.1~2 | 0.1~0.3 | 0.8~1.5 | 0.7 | 175 |
| S58FL-solid | FL | 173(5’8″) | 26,500 | 44 | 91.0 | C99.5 G0.5 | 2 | 0.1~2.5 | 0.1~0.3 | 0.8~1.5 | 0.75 | 190 |
| S63UL-solid | UL | 190.5(6’3″) | 27,500 | 49 | 99.5 | C99.5 G0.5 | 2 | 0.1~4 | 0.1~0.3 | 0.8~2 | 0.75 | 205 |
| S69UL-solid | UL | 206(6’9″) | 28,000 | 54 | 107.5 | C99.5 G0.5 | 2 | 0.1~5 | 0.1~0.3 | 0.8~2 | 0.8 | 215 |
| S73L-solid | L | 221(7’3″) | 28,500 | 56 | 115.5 | C99.5 G0.5 | 2 | 0.1~10 | 0.1~0.3 | 1~3 | 0.85 | 255 |
| S78M-solid | M | 234(7’8″) | 29,800 | 62 | 122.0 | C99.5 G0.5 | 2 | 0.7~16 | 0.2~0.5 | 1~4 | 0.9 | 290 |
ポジティブな口コミ
感度良く最高です
ReviCo 対象機種:S58FL-solid
ルビアスとのバランス良いです
ミドルクラスですが、ハイエンドか、と思わせるロッドです
非常に軽いし感度がとても良いです。
YAHOO!ショッピング 対象機種:S63UL-solid
グリップも手に馴染んでいい感じです。
ロッドバランスが良く持ったときに軽く感じる。 飛距離も出る。 ティップは細いので扱いには気を使う。 バランスが良いので感度は良い。 反響感度も荷重感度も中級ロッドとしては十分です。
YAHOO!ショッピング 対象機種:S53FL-solid
ネガティブな口コミ
軽いのはいいが、リールを選ばないとバランスが悪くなる。
TACKLE BOX 対象機種:S63UL-solid
ティップは細いので扱いには気を使う。
YAHOO!ショッピング 対象機種:S53FL-solid
おすすめ機種
| 機種 | S58FL-solid | S63UL-solid | S78M-solid |
|---|---|---|---|
| 特徴 | 1g以下の軽量ジグ単と近距離戦に強い王道フィネス | 1g前後のジグ単を軸に小型プラグまで使える万能型 | フロートを遠投し、沖のブレイクやシモリを攻略しやすい |


新型が登場すると、ショップが旧型の在庫をさばくために大幅な値引きを行うことがあります。
旧モデルの「宵姫 爽」も十分に軽量・高感度で、最新のアジングシーンでもまだまだ活躍可能。安売り価格で入手できるなら、めちゃめちゃコストパフォーマンスが高いです。
型落ちに抵抗がない人は、爽弐だけでなく旧モデル「宵姫 爽」の価格もチェックしてみてください。
ラグゼ 宵姫 華弐




「ラグゼ 宵姫 華弐」は、現行3グレードの真ん中にあたるシリーズ主力モデルです。
爽弐よりもさらに軽く、感度はキンキン。張りが強くシャープなチューニングが施されており、これぞ高価格帯ロッド!ってな仕上がりです。


自重は最軽量モデルで37g。アジングロッド界でもトップクラスに軽く、これが高感度と優れた操作性の源になっています。
グリップには、がまかつ独自の「ReSOUND GRIP」を搭載。中空構造を取り入れた軽量グリップで、振動の響きがよく、反響感度アップにも貢献します。


そして、華弐の大きな見どころが全14機種の大型ラインナップ。アンダー1gに特化した超フィネスモデルから、最大28gのリグを背負える超パワーモデルまで揃っています。





予算に無理がないなら、3グレードのなかで総合的にいちばん推しやすいのは華弐。ジグ単派も遠投派も、自分の釣りにドンピシャな番手を選びやすいです。
スペック一覧
| 品番 | パワー | 標準全長(cm/ft) | 希望本体価格(円) | 標準自重(g) | 仕舞寸法(cm) | 使用材料(%) | 継数(本) | ルアーウエイト(g) | 適正ライン(PE/号) | 適正ライン(ナイロン/lb) | 先径(mm) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| S54AL-solid | AL | 163(5’4″) | 40,000 | 37 | 85.5 | C99.9G0.1 | 2 | 0.1~1.5 | 0.1~0.3 | 0.8~1.5 | 0.6 |
| S54FL-solid | FL | 163(5’4″) | 40,500 | 39 | 85.5 | C99.9G0.1 | 2 | 0.1~2 | 0.1~0.3 | 0.8~1.5 | 0.6 |
| S59FL-solid | FL | 175(5’9″) | 41,000 | 41 | 92 | C99.9G0.1 | 2 | 0.1~2.5 | 0.1~0.3 | 0.8~1.5 | 0.6 |
| S68FL-solid | FL | 203.5(6’8″) | 41,500 | 46 | 106 | C99.9G0.1 | 2 | 0.1~3 | 0.1~0.3 | 0.8~2 | 0.7 |
| S57UL-solid | UL | 170(5’7″) | 41,500 | 42 | 89.5 | C99.9G0.1 | 2 | 0.1~2.5 | 0.1~0.3 | 0.8~2 | 0.6 |
| S62UL-solid | UL | 188(6’2″) | 42,000 | 45 | 98.5 | C99.9G0.1 | 2 | 0.1~3 | 0.1~0.3 | 0.8~2 | 0.6 |
| S69UL-solid | UL | 206(6’9″) | 42,500 | 49 | 107 | C99.9G0.1 | 2 | 0.1~5 | 0.1~0.3 | 0.8~3 | 0.7 |
| S57UL+-solid | UL+ | 170(5’7″) | 42,500 | 44 | 91.5 | C99.9G0.1 | 2 | 0.1~3 | 0.1~0.3 | 0.8~3 | 0.6 |
| S64L-solid | L | 193(6’4″) | 44,000 | 47 | 101 | C99.9G0.1 | 2 | 0.1~5 | 0.1~0.3 | 1~3 | 0.7 |
| S72L-solid | L | 218(7’2″) | 45,000 | 53 | 113.5 | C99.9G0.1 | 2 | 0.1~9 | 0.1~0.3 | 1~3 | 0.8 |
| S64ML-solid | ML | 193(6’4″) | 45,000 | 49 | 101 | C99.9G0.1 | 2 | 0.1~9 | 0.1~0.4 | 1~3 | 0.8 |
| S72M-solid | M | 218(7’2″) | 46,500 | 55 | 113.5 | C99.9G0.1 | 2 | 0.7~12 | 0.2~0.5 | 1~4 | 0.8 |
| S80MH-solid | MH | 244(8’0″) | 47,500 | 63 | 126.5 | C99.9G0.1 | 2 | 1~20 | 0.3~0.6 | 1.5~6 | 0.9 |
| S86H-solid | H | 259(8’6″) | 48,500 | 70 | 134.5 | C99.9G0.1 | 2 | 1~28 | 0.3~0.6 | 1.5~8 | 0.9 |
ポジティブな口コミ
前シリーズも使ってましたが、ますますシャープで感度が良く大変満足しています
出典:Yahoo!ショッピング/対象:S62UL-solid
軽量ジグヘッドの操作もかなりわかりやすくて、潮の変化などしっかりと読める
出典:Yahoo!ショッピング/対象:S59FL-solid
感度も鋭く、張り、しなりも流石がまかつです
出典:ReviCo/対象:S72L-solid
ネガティブな口コミ
鯵道5Gの612-Lと比べかなり硬いです。FLの方が好みでした
出典:ReviCo/対象:S57UL-solid
リールをつけて振った感じ少し先オモリする感じはあります
出典:Yahoo!ショッピング/対象:S62UL-solid
おすすめ機種
| 機種 | S54FL-solid | S59FL-solid | S57UL-solid | S62UL-solid | S69UL-solid | S64L-solid | S64ML-solid | S86H-solid |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 特徴 | 1g以下の軽量ジグ単を近距離で精密に操る特化型 | 軽量ジグ単の操作性・飛距離・曲がりのバランスが◎ | 1~2g台のジグ単をキレよく扱えるショートモデル | 3gまでのジグ単を幅広く使える王道オールラウンダー | ジグ単の飛距離や高足場・風への対応力を求める人向け | 5gまで対応。ジグ単と軽めの遠投リグを1本でこなす | 9gまで対応。近距離から中距離まで守備範囲が広い | 28gまでのフロートやキャロを遠投できる超パワー型 |
ラグゼ 宵姫 天




「ラグゼ 宵姫 天」は、宵姫シリーズの最高峰グレード。シリーズ最強クラスの感度と軽さを誇ります。
最大の特徴は、見てのとおりリアグリップがない独特な構造です。
片手投げを強要されますし、慣れるまではちょっと扱いづらい。ただ、この構造でしか得られないメリットも大きいです。
リアグリップを省くことでロッド全体を軽量化。さらに、リールシートをロッドエンド付近まで後退させることで、ティップ側に掛かる重み、潮流、テンション抜けなどの変化をダイレクトに感じやすくなっています。


リアグリップが腕や体に干渉しないので、ロッドを上下左右へ動かしやすいのも利点。構える角度を選ばず、ロッドとリグを自分の手で操っている感覚が強いです。
竿全体は極細・軽量で、ほどよく張りがあるため振り抜けも最高。普通のロッドとはまったく違うアジング体験をもたらしてくれるハイエンドロッドです。
サクッとインプレ







私はS54FL-solidを愛用中。クセはありますが、感度はヤバいし、リアグリップがないからロッドがさばきやすい。
キャストフィールも最高なので、慣れるとめちゃめちゃ楽しいです。
片手キャストが苦にならず、ジグ単の感度にとことんこだわりたい人には全力で推せます。
スペック一覧
| 品番 | パワー | 標準全長(cm/ft) | 希望本体価格(円) | 標準自重(g) | 仕舞寸法(cm) | 使用材料(%) | 継数(本) | ルアーウエイト(g) | 適正ライン(PE/号) | 適正ライン(ナイロン/lb) | 先径(mm) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| S48AL-solid | AL | 142(4’8″) | 46,500 | 28 | 75.5 | C99.9 G0.1 | 2 | 0.1~1.5 | 0.1~0.3 | 0.8~1.5 | 0.6 |
| S54FL-solid | FL | 163(5’4″) | 48,000 | 32 | 85.5 | C99.9 G0.1 | 2 | 0.1~2 | 0.1~0.3 | 0.8~1.5 | 0.6 |
| S511FL-solid | FL | 180(5’11”) | 49,000 | 36 | 94.5 | C99.9 G0.1 | 2 | 0.1~2.5 | 0.1~0.3 | 0.8~1.5 | 0.7 |
| S52UL-solid | UL | 157(5’2″) | 52,000 | 33 | 83 | C99.9 G0.1 | 2 | 0.1~3 | 0.1~0.3 | 0.8~2 | 0.6 |
| S61L-solid | L | 185(6’1″) | 51,000 | 42 | 97.5 | C99.9 G0.1 | 2 | 0.1~5 | 0.1~0.3 | 1~3 | 0.8 |
| S510ML-solid | ML | 178(5’10”) | 51,000 | 41 | 93.5 | C99.9 G0.1 | 2 | 0.1~7 | 0.1~0.4 | 1~3 | 0.8 |
ポジティブな口コミ
宵姫天シリーズは感度と軽さは抜群です。アジングロッドではこの2点に関しては最高峰です。
Yahooショッピング|対象機種:S511FL-solid
とにかく軽い。腕の疲れを感じず感動モノです。
Yahooショッピング|対象機種:S511FL-solid
感度も高く、掛けやすい。大物がかかったときはロッド全体がしなります。
竿に関してはTheカーボンって感じですが反響感度、荷重感度申し分なくアジングを楽しめております。
Yahooショッピング|対象機種:S54FL-solid
0.4gのジグヘッドの重量感もしっかり感じることが出来るため自分の釣りに合ってると思っており大満足な買い物でした。
自分のフィールドでよく使用する軽量ジグヘッド0.4g~2.0gのジグヘッドの操作感が非常に優れています。
Yahooショッピング|対象機種:S52UL-solid
海中の情報がしっかりと把握でき且つ、軽量で32gしかないので長時間使用しても疲れないです。
130gの軽量リールとのバランスも良好で抜けアタリも明瞭です。
他メーカーロッドも多種私用してきましたが、このロッドがトータル完成度が一番高いと感じています。
ネガティブな口コミ
エンドグリップが無いことだけは慣れと許容が必要かもしれません。許容できるなら天、万人受けは華弍だと思います。
Yahooショッピング|対象機種:S52UL-solid
天は511と52に次いで今回48を購入。ALと言うジャンルを使ってみたく買いました。
Yahooショッピング|対象機種:S54AL-solid
結論。面白いが難しい。堤防で障害物無しの場所なら良い。水草や岩礁で潜られる場所には向かない。511売っちゃって無いけど買い直すなら511が良いかな。
反響感度は華より上ですが、潮流の変化を感じやすいのは華です。扱いやすさなどを総合すると華の方が好みでした。
Yahooショッピング|対象機種:S54FL-solid
エンドの部分を股や脇などに挟めないので足場の悪いところで釣りをする方にはオススメできません。
Yahooショッピング|対象機種:S511FL-solid
おすすめ機種
| 機種 | S48AL-solid | S54FL-solid | S511FL-solid | S52UL-solid | S61L-solid |
|---|---|---|---|---|---|
| 特徴 | 1g未満のジグ単と近距離戦を極める28gの超ショート | 1g未満を軸に繊細な荷重変化まで拾うフィネスの王道 | 1g前後のジグ単を潮流や水深のある場所で扱いやすい | 3gまで対応。繊細さと高レスポンスを両立した先調子 | 1.5g前後を軸に外向きや深場まで攻略できる万能型 |
がまかつ「宵姫」のアジングロッド比較一覧
がまかつ「宵姫」のアジングロッドの特徴
ここからは、がまかつのアジングロッド「宵姫」の特徴を、メリットとデメリットに分けて解説していきます。
メリット
宵姫シリーズの主なメリットは、以下の3つです。
- 軽くて高感度
- 軽量ジグ単に強い
- モデルの選択肢が豊富
- 軽くて高感度
-
宵姫を選ぶ最大のメリットは、やはり軽さと感度です。
いずれのグレードも、その価格帯ではトップクラスに軽量。この軽さが、宵姫ならではの感度と操作性につながっています。
感度は、アジの「コンッ」という振動を捉える反響感度だけではありません。アジが吸い込んだときの違和感や、潮流・テンションの変化を捉える荷重感度も重視されています。
この2種類の感度を両立するために使われているのが、宵姫こだわりの極細カーボンソリッド。軽いジグヘッドの重みを感じながら操作し、アタリが出た瞬間に反応しやすいです。


出典:がまかつ
- 軽量ジグ単に強い
-
アジングの主役であるジグヘッド単体、なかでも軽量ジグ単に強いのはシリーズ全体に共通する長所です。
最近のアジングでは、アミを捕食するアジに対し、1g以下のジグヘッドを目の前へゆったり流すようなアプローチが求められる場面もあります。
宵姫は、軽量ジグヘッドの存在感や潮の抵抗を捉えやすく、細かなラインテンションも調整しやすいです。軽いリグを「何となく」ではなく、位置を意識しながら操作できるのは大きな強みです。
- モデルの選択肢が豊富
-
「宵姫 華弐」は、全14機種の大型ラインナップ。アンダー1gに特化した超フィネスモデルから、20gを超える重量級リグを遠投できるパワーモデルまで揃っています。


出典:がまかつ 「宵姫 天」は基本的にジグ単特化なので、選択肢は少なめ。
「宵姫 爽弐」は華弐ほど機種数が多くないものの、フィネスから遠投まで必要な番手がまんべんなく用意されています。
デメリット
宵姫シリーズの主なデメリットは、以下の3つです。
- 購入のハードルがやや高い
- かなり繊細で破損リスクが高い
- グリップに多少のクセがある
- 購入のハードルがやや高い
-
最も安い「宵姫 爽弐」でも、実売価格は2万円台後半です。
購入のハードルはやや高く、どちらかといえば中上級者向けのメーカー。初めてアジングをする人が、何もわからない状態で買うにはちょっと高価です。


出典:がまかつ 1万円台の廉価版を作れないことはないんでしょうけど、それをやると宵姫ブランドの「軽量・高感度」というコンセプトを体現しにくくなります。だから、あえて格安モデルを作っていないようにも感じます。

管理人

もともと、がまかつはどちらかといえば高級志向のメーカー。
宵姫ファンも、もっと安いモデルを求めていなおでしょうし、個人的には今のラインナップでちょうどいいと思っています。
- かなり繊細で破損リスクが高い
-
宵姫のロッドは非常に軽量。ブランクスは細く、ソリッドティップもかなり繊細です。
しっかり重量のある他社ロッドと比べると、破損リスクは高め。特にジグ単向けモデルのティップ周りは細いので、取り扱いには注意が必要です。

管理人

かくいう私も、先代「宵姫 華」でティップ折れを経験済み。ラインが絡んだまま負荷をかけたり、ケースへ雑に収納したりするのは厳禁です。
取り扱いという意味で気が抜けないため、宵姫シリーズはアジング初心者さんにおすすめしづらいです。
- グリップに多少のクセがある
-
代表例は「宵姫 天」のリアグリップレス構造ですが、シリーズ全体としてグリップにややクセがあります。
宵姫 天はそもそもリアグリップがないため、片手投げを強要されますし、一般的なロッドスタンドにも置きづらいです。


出典:がまかつ 宵姫 華弐や宵姫 爽弐も、グリップが細身で硬め。形状や段差が他社の一般的なEVAグリップとは違うため、最初は握りにくいと感じる人もいるでしょう。

管理人

慣れてしまえば細くて握りやすく、感度も良好。個人的には気に入っていますが、万人受けするとはいえないかもです。
がまかつ「宵姫」のアジングロッドの選び方
ここからは、宵姫ならではのグレード選びと番手選びを解説していきます。
3つのグレードの違い/選び方
宵姫シリーズの現行グレードは「爽弐」「華弐」「天」の3つ。まずは予算と経験に合うグレードを選びましょう。
| 製品 | 実売価格目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 爽弐 | 27,000円 | 宵姫の性能を手頃な価格で味わえるエントリー |
| 華弐 | 42,000円 | 超軽量・高感度。大型ラインナップの主力グレード |
| 天 | 48,000円 | リアグリップレス。クセつよな最高峰 |
- 宵姫 爽弐がおすすめな人
-


出典:がまかつ 1万円台以下の他社入門ロッドからステップアップしたい人や、初めて宵姫を試すけど費用はなるべく抑えたい人には「宵姫 爽弐」がおすすめです。
価格と性能のバランスがよく、かなりコストパフォーマンスは高め。上位モデルほどピーキーではなく、曲がりを残したマイルドな設計なので、宵姫のなかでは最も扱いやすいです。
- 宵姫 華弐がおすすめな人
-


出典:がまかつ 入門機からのステップアップでも「どうせなら高性能なやつが欲しい」とか、ロッドの購入予算が豊富な人には「宵姫 華弐」がおすすめです。
機種を細かく選べますし、宵姫特有の超軽量・超高感度でシャープな使用感を味わえます。ジグ単から遠投まで、用途に合う番手を選びやすいのも強みです。
- 宵姫 天がおすすめな人
-


出典:がまかつ 「宵姫 天」はリアグリップがなく、扱いにクセがあります。慣れるとめちゃくちゃ楽しく、感度も最高クラスですが、シリーズ初見で買うには若干ハードルが高いです。
爽弐や華弐で宵姫の魅力にどっぷりハマった人が、「もっと尖った最高峰を使ってみたい」となったときに選ぶくらいがちょうどいいかなと思います。
自分のスタイルに合う番手を選ぶ


グレードが決まったら、次はパワークラスに注目しましょう。宵姫は種類が多いので、以下の4グループに分けると選びやすいです。
| パワークラス | カテゴリ | 特徴 |
|---|---|---|
| AL・FL | 軽量ジグ単特化 | 1g以下が中心。重くても2g程度までを使う人向け |
| UL・UL+ | ジグ単+ちょい遠投 | 3g前後までのジグ単を幅広く使い、小型プラグなども使う人向け |
| L・ML | 万能 | ジグ単と軽めの遠投リグを1本で楽しみたい人向け |
| M・MH・H | 遠投特化 | フロートやキャロを遠投し、沖を本気で攻略する人向け |
ジグ単の細かな操作性と取り回しを重視するなら5ft台。
軽量リグを少し遠くへ飛ばしたい、足場の高い場所や強風時にも使いたいなら6ft台が合わせやすいです。
ジグ単と軽めの遠投リグを1本でこなしたい人にも、6ft台がおすすめ。
7~8ft台は基本的に遠投特化です。ジグ単の使用感は悪くなるので、1本で何でもやろうとは思わないほうがいいです。
パワークラス表記が独特な点に注意
宵姫は、他社の一般的な基準と比べてパワークラス表記が独特なので注意が必要です。
Lクラス以下はだいたい他社と同じ水準ですが、ML以上になると話が変わってきます。
宵姫のMLは、ジグ単から10g前後の遠投リグまで扱う万能モデルという位置づけ。これは他社の一般的なライトゲームロッドでいうと、少し強めのLクラスくらいです。
M・MH・Hは、他社だとエギングロッドやショアジギングロッドで見かけるパワー表記。ライトゲームロッドでは、まず見かけません。
がまかつ「宵姫」のアジングロッドを比較
ここからは、迷いやすいグレード同士を比較していきます。
宵姫 爽弐 vs 宵姫 華弐
| 比較項目 | 宵姫 爽弐 | 宵姫 華弐 |
|---|---|---|
| 実売価格目安 | 27,000円 | 42,000円 |
| 機種数 | 6 | 14 |
| 最軽量モデル | 42g | 37g |
| グリップ | オリジナル軽量シート | ReSOUND GRIP |
| ガイド | チタン×SiC | チタン×トルザイト トップはSiC |
| 味付け | マイルド | 張り強め・シャープ |
実売価格には1万円台以上の差があります。そのぶん華弐は、自重の軽さ、ReSOUND GRIP、トルザイトリング、14機種の選択肢で優位です。
性能重視で予算に無理がないなら、華弐をおすすめします。
爽弐の魅力は、宵姫の設計思想を2万円台から味わえること。上位機ほどピーキーではなく、がまかつ公式もマイルドなチューニングと説明しています。
入門ロッドからのステップアップや、張りすぎないロッドを好む人には、爽弐のほうがしっくりくるでしょう。
宵姫 華弐 vs 宵姫 天
| 比較項目 | 宵姫 華弐 | 宵姫 天 |
|---|---|---|
| 実売価格目安 | 42,000円 | 48,000円 |
| 機種数 | 14 | 6 |
| 最軽量モデル | 37g | 28g |
| 得意分野 | ジグ単~遠投 | ジグ単中心 |
| リアグリップ | あり | なし |
| キャスト | 両手投げも可能 | 片手投げが基本 |
天と華弐は価格差が小さく、ロッド性能も同等クラスと考えてよいです。
大きく違うのはグリップ。天はリアグリップを省いた構造で、片手投げが基本です。両手で持って強く振りたい人や、片手キャストが苦手な人にはおすすめできません。
ただ、慣れるとロッドさばきの自由度が上がり、荷重変化もよりダイレクトに感じられます。天ユーザーの私としては、かなり推せるロッドです。
対して華弐は、リアグリップを備えた一般的な設計。無難に使いやすく、14機種から用途に合う一本を選べます。
まとめ


宵姫ロッドの魅力は、アジングで最重要といえる感度がとにかく高いこと。すでにお気づきだと思いますが、私も宵姫ファンのひとりです。使えばわかる、レベチな軽さと感度をぜひ体感してほしいです。
宵姫 天は新品在庫がほとんど流通していないため、いま選びやすいのは「宵姫 爽弐」と「宵姫 華弐」。コスパ重視なら爽弐、性能と機種の選択肢を重視するなら華弐って感じで選んでもらえればよきかと思います。
こちらの記事もオススメです




















































