迷ったらどれ?オリムピック(コルト)のアジングロッド選び方&おすすめガイド【2026年最新】

オリムピックのアジングロッド「コルト」は、感度と操作性に定評がある人気シリーズです。

ただ、最安でも実売2万円前後〜で購入の敷居はやや高く、番手も豊富なので選びづらいと感じることも…。

そんなわけで本記事では、全5グレードの特徴・全機種スペック・おすすめ番手選び方や注意点まで一気に解説します。

スクロールできます
比較項目23コルトUX23コルト26コルト プロトタイプ24スーパーコルト25スーパーコルトAT
イメージ
立ち位置入門スタンダード主力ハイエンド希少な上位機究極・別格
実売目安2万円2.8万円5万円8.5万円17万円
機種数99731
主な素材・技術グラファイトクロスLVO.S.S./ライトウェイトグラファイトクロスM40X/T1100G/G-MAPS/O.S.S.M40X/T1100G/G-MAPS/O.S.S.M46X/M40X/T1100G/オートクレーブ
ティップHS/S/THS/S/TS/THS+/TS/THS+/THS+
ガイドステンレス×SiC-Sチタン×SiC-Sチタン×トルザイト※チタン×トルザイト※チタン×トルザイト※
生産海外国内自社工場国内自社工場国内自社工場国内自社工場
おすすめな人初心者/サブ機が欲しい人性能と価格のバランス重視感度・操作性を妥協したくない人軽さと希少性も求める人最高峰仕様へ価値を感じる人
ネットで探す Amazon 楽天 Yahoo Amazon 楽天 Yahoo Amazon 楽天 Yahoo Amazon 楽天 Yahoo Amazon 楽天 Yahoo
当サイト「アジング知恵袋」の運営者
管理人

ども管理人です。

釣りメディアのライター&ディレクターとして、これまでに1000本以上の記事制作に携わってきました。
雑食アングラーではありますが、なかでもアジングは大好物。いろんな道具と苦楽をともにしつつ、かれこれ10年以上はアジングをやり込んでいます

アジング道具については、そこいらの釣具屋店員サンよりもぜんぜん詳しい自負があります。

あなたにピッタリのギア選びをお手伝いできるよう、当サイトで役立つ情報をお届けしています。

目次

この記事の活用ガイド

この記事は、大きく次の2パートに分かれています。

  • 前半: オリムピックのアジングロッド全グレードとおすすめ機種を解説
  • 後半: オリムピック製ロッドの特徴や選び方、グレード間の違いを解説

「おすすめのロッドをすぐに知りたい」という方は、このまま読み進めてください

一方で、「まずはオリムピック製ロッドの特徴や選び方を理解したい」という方は、先に後半の特徴・選び方の解説を読み、そのあとロッド紹介へ戻るのがおすすめです。

特徴・選び方から読みたい人は記事の後半へ

気になるパートからチェックしつつ、予算と釣り方に合う一本を探してみてください。

オリムピックのアジングロッド/おすすめ番手を解説

出典:オリムピック

まずは全5グレードの立ち位置を整理し、公式スペックとおすすめ番手を製品ごとに見ていきましょう。

オリムピックのアジングロッド一覧

製品実売価格目安特徴
23コルトUX1.6万〜2.6万円前後コストを抑えつつ軽さと感度を確保した、主力の入門グレード。
23コルト2.3万〜3.3万円前後O.S.S.とチタンフレームガイドを採用する国産スタンダード。
26コルト プロトタイプ4.7万〜5.8万円前後M40X・T1100G・HS+を投入した、実質的な主力最高峰。
24スーパーコルト8万円台中心HS+とトルザイトを採用。軽さと感度を突き詰めた希少モデル。
25スーパーコルトAT17.6万〜18.7万円前後M46Xとオートクレーブ製法まで投入した別格の最上位モデル。

23コルトUX

出典:オリムピック

23コルトUXは、コルトシリーズの入門グレード。
主力番手は実売2万円前後で、上位機ほど高価な素材は使わないものの、最軽量51g、ステンレスフレーム×SiC-Sリング、独自のカーボンリールシート「OP-01」など、基本仕様はなかなか豪華です。

スクロールできます
ガイドはステンレスフレーム×SiC-Sリング
出典:オリムピック
ジョイント部は逆並継
出典:オリムピック
オリジナルのリールシート「OP-01」を搭載
出典:オリムピック

ブランクスにはグラファイトクロスLVを採用し、価格を抑えながらネジレやつぶれに配慮。

海外生産ではありますが、入門機としては十分すぎる軽さと操作性を備えています。
口コミでも、軽さ・感度・扱いやすさを評価する声が多いです。

一方、上位の23コルトと比べると、O.S.S.やチタンフレームガイドは非搭載。
価格差が小さい場合は、23コルトまで予算を上げる価値があります。

はじめての一本はもちろん、釣法別のサブロッドを安く増やしたい中上級者さんにもおすすめです。

管理人

管理人は先代の「20コルトUX」を愛用中なんですが、1万円台でこの性能ってのはヤバすぎると感じています。
2〜3万円台っていわれても、「ん〜、だよね」って思っちゃうクオリティです。

※20コルトUX

「20コルトUX」→「23コルトUX」のリニューアルで、5000円ぐらい値上げされましたが、
それでもまだ「23コルトUX」は良コスパといえるでしょう。

全機種スペック

スクロールできます
品番全長パワー/調子自重仕舞先径ルアーライン税込定価
482UL-HS1.43mUL/F51g74.0cm0.7mm0〜1.8gMAX2lb22,550円
542UL-S1.63mUL/RF54g84.0cm0.7mm0〜3gMAX2lb22,770円
572UL-HS1.70mUL/RF57g87.6cm0.7mm0〜3gMAX2lb22,880円
612UL-HS1.86mUL/RF59g95.5cm0.7mm0〜3gMAX2lb23,100円
612L-HS1.86mL/XF59g95.6cm0.7mm0.3〜4gMAX3lb23,100円
642L-HS1.94mL/XF62g99.6cm0.7mm0.5〜5gMAX3lb23,540円
6102L-HS2.09mL/XF64g107.0cm0.8mm0.5〜8gMAX4lb24,420円
742L-T2.24mL/F73g114.5cm1.3mm0.8〜10gMAX4lb/PE 0.1〜0.6号24,860円
7102ML-HS2.39mML/F83g122.5cm1.0mm1〜20gPE 0.3〜0.6号25,740円

F=ファースト、RF=レギュラーファースト、XF=エクストラファースト。全機種2ピースです。

ポジティブな口コミ

コスパ最強
操作性、感度においてこの価格は 破格です。

Yahooショッピング

感度が、とても良く潮の流れまで穂先に伝わって一度使用すると他のロッドが使えなくなります。

Yahooショッピング

よく曲がり、感度よし
しなやかで感度もよく、余程の豆アジじゃなければアジを弾きにくいです。高級ロッドに比べたらそりゃ感度は劣るだろうけど、気を使わなくてもいい分こちらの方が使ってて楽しいです。

Amazon

ネガティブな口コミ

使いやすい
軽いし、感度もいいが、投げる時にグリップがかなり滑る!

Amazon

先重り
リールシートの少し上がバランス取れるけどスリーフィンガーになるから少し持ちずらい
ツーフィンガーでもでいるけど竿先のアクションのレスポンス少しダルめ?
管釣りで30㌢の鱒くらいなら余裕のパワー
バランス気にするなら他でいいかも
重心がリールシート内だったらかなり良い

Amazon

おすすめ機種

スクロールできます
機種572UL-HS542UL-S642L-HS612L-HS7102ML-HS
特徴5ft7inの操作性とMAX3gの扱いやすさが好バランス。漁港のジグ単で迷ったら選びやすい定番。柔らかいソリッドで軽量ジグ単の荷重変化を取りやすい。食い込みと繊細さを優先する人向け。MAX5gでジグ単から軽いスプリットまで対応。飛距離と操作性を両立した万能寄りの一本。6ft1in・Lパワーの掛け調子。642より取り回しを優先し、重めのジグ単もキビキビ動かしたい人へ。MAX20gの遠投専用機。重量級フロートやキャロで、沖の潮目・ブレイクを狙いたい人向け。

より細かな評価や弱点は、23コルトUXの解説記事で確認できます。

23コルト

出典:オリムピック

23コルトは、コルトシリーズのスタンダードグレード。

実売2万円台後半を中心に、入門機からのステップアップ用としてちょうどいい製品です。
国内自社工場で生産され、独自の感度解析システム「O.S.S.」、軽量なチタンフレーム×SiC-Sリング、OP-01などを採用しています。

スクロールできます
ガイドはチタンフレームSiC-S
出典:オリムピック
オリジナルグリップの「OP-01」も搭載
出典:オリムピック
グリップは機種適性に合わせて使い分けられている
出典:オリムピック

23コルトUXとの差は、単なる数グラムの自重差だけではありません。
軽いチタンガイドは穂先側の慣性を抑えやすく、持ち重りや振り抜け、操作後のブレ収束に有利。
そこへO.S.S.による感度アップ加わります。

全9機種と選択肢が多く、チタンソリッド、ハードソリッド、通常ソリッド、チューブラーを網羅しているのも魅力。

5万円クラスまでは出せないけど、感度・操作性・国産品質は妥協したくない人におすすめです。

管理人

管理人は先代の「21コルト」を使っており、「コルトUX」よりもだいぶ感度が高いと実感しています。
特に反響感度が高く、小さなアタリもクリアに響いてくれて、アジングがはかどります。

※21コルト

上級者のメインロッドとしてもぜんぜん活躍できるクオリティになっていると思いますよ〜

全機種スペック

スクロールできます
品番全長パワー/調子自重仕舞先径ルアーライン税込定価
572UL-TS1.70mUL/XF49g87.8cm0.6mmMAX2.5gMAX2lb34,100円
572UL-HS1.70mUL/RF53g88.3cm0.6mmMAX2gMAX2lb33,000円
592XUL-S1.75mXUL/F47g90.3cm0.6mmMAX1.5gMAX1.5lb33,550円
612L-HS1.86mL/XF53g95.8cm0.6mmMAX3gMAX2.5lb33,880円
622UL-HS1.88mUL/F53g96.7cm0.6mmMAX2gMAX2lb34,100円
642L-HS1.93mL/XF56g99.6cm0.6mmMAX4gMAX2.5lb34,430円
642L-T1.93mL/F55g99.5cm1.1mmMAX4gMAX2.5lb34,430円
6102L-HS2.08mL/XF57g107.0cm0.7mmMAX5gPE MAX0.3号35,200円
802ML-HS2.44mML/F73g124.5cm0.9mmMAX20gPE MAX0.6号37,400円

ポジティブな口コミ

反響感度は◎ 音質はカンとまでいきませんがドッと結構弾ける感じです。
潮のユラユラ、どっちに流れてるか、抜けアタリ◎、情報量多くて感度に関しては文句なしです。

Amazon

リールシートも案外握りやすくて以前のEVAの時よりも感度が良くなっています。

Yahooショッピング

軽いキャストで飛距離でるし、感度も抜群! 尺アジとのファイトや抜き上げでもパワーに問題なしです。

TACKLE BOX

ネガティブな口コミ

ガイドの穴が細くて大変。
ティップ先が細いので、すごく気を使う。

TACKLE BOX

ロッドの全体バランスは、レングス故の先重り感はほんのやや少し感じますが170gのリールでほぼ水平です
持った時そこまで先重り感はなく、どっちかと言えば重量が手に乗っかる感じで一体感がありました

Amazon

おすすめ機種

スクロールできます
機種572UL-HS622UL-HS642L-HS612L-HS802ML-HS
特徴近距離ジグ単の基準機。短さを生かしてリグを細かく動かし、感じたアタリへ素早く反応したい人向け。6ft2inで飛距離とライン操作を補いつつ、MAX2gの繊細さを維持。軽量ジグ単を広めに探れる。MAX4gの万能番手。足場や距離を選びにくく、ジグ単を軸に一本で幅広く使いたい人へ。642より短く張りが強め。重めのジグ単や深場で、操作レスポンスを優先したい人に向く。8ft・MAX20gの遠投特化。重量級フロートやキャロを使い、沖の大型アジを狙うための専用機。

使用者の口コミやライバル比較は、23コルトの詳しい評価記事にまとめています。

26コルト プロトタイプ

出典:オリムピック

26コルト プロトタイプは、通常流通する主力ラインでは実質的なフラッグシップ。

実売価格は5万円前後と高額ですが、そのぶん仕様はかなり豪華です。

ブランクスには高強度・高弾性カーボンのトレカM40XやT1100Gを採用し、カーボンソリッド5機種にはT1100G製の「HS+」を搭載。

チタンフレーム×トルザイトリング、印籠継、OP-01/OP-02も投入されています。

26モデルでは、プロトタイプ初のチタンソリッド「592UL-TS」を追加。
ジグ単用のショートモデルからMAX25gの遠投機まで全7機種がそろい、先代より役割分担が明快になりました。

値段は高いですが、性能を妥協したくないアジングガチ勢には本命。
無難に選ぶなら642L-HS+、近距離ジグ単なら582UL-HS+、遠投なら7102ML-HS+が有力です。

全機種スペック

スクロールできます
品番全長パワー/調子自重仕舞先径ルアーライン税込定価
582UL-HS+1.73mUL/RF未公表89.0cm0.6mmMAX3gMAX2lb52,800円
592UL-TS1.75mUL/XF未公表90.3cm0.5mmMAX2.5gMAX2lb52,800円
602L-HS+1.83mL/RF未公表94.3cm0.6mmMAX4gMAX2.5lb53,900円
612L-T1.85mL/RF未公表95.6cm0.9mmMAX4gMAX2.5lb55,000円
642L-HS+1.93mL/F51g99.5cm0.6mmMAX5gMAX2.5lb56,100円
6102L-HS+2.08mL/F未公表107.1cm0.7mmMAX6gPE MAX0.4号57,200円
7102ML-HS+2.39mML/F未公表122.5cm0.7mmMAX25gPE MAX0.6号58,300円

おすすめ機種

スクロールできます
機種582UL-HS+592UL-TS642L-HS+7102ML-HS+
特徴5ft8inの近距離テクニカルモデル。張りのあるHS+で、軽量ジグ単を積極的に操作して掛けたい人向け。超しなやかなチタンソリッドで荷重変化を追う一本。1g未満のジグ単やドリフトを突き詰めたい人へ。MAX5gで近〜中距離をカバー。操作性・飛距離・繊細さのバランスがよく、迷ったら選びやすい。MAX25gの遠投専用機。重量級フロートやキャロで、ジグ単では届かない竿抜けポイントを狙える。

旧モデルとの違いや全7機種の詳しい適性は、26コルト プロトタイプの解説記事も参考にしてみてください。

24スーパーコルト

出典:オリムピック

24スーパーコルトは、M40X・T1100G製HS+・G-MAPS・O.S.S.・チタンフレーム×トルザイトを投入した上位モデルです。

44〜48gという軽さも強烈で、仕様上は26コルト プロトタイプよりさらに軽量化と感度を突き詰めた存在といえます。

ただし、現行税込定価は85,800〜88,000円。
しかも供給量が少なく、欲しい番手を普通に買えるとは限りません。
性能は魅力的でも、グレードとしての選びやすさはイマイチです。

基本は26コルト プロトタイプを選び、より軽さや希少性、所有感を求める人だけが検討する立ち位置でしょう。

全機種スペック

スクロールできます
品番全長パワー/調子自重仕舞先径ルアーライン税込定価
582UL-HS+1.73mUL/F44g88.6cm0.6mmMAX3gMAX3lb85,800円
612L-HS+1.86mL/XF48g95.0cm0.6mmMAX5gMAX3lb86,900円
642L-T1.93mL/F47g98.7cm1.1mmMAX6gMAX4lb88,000円

25スーパーコルトAT

出典:オリムピック

25スーパーコルトATは、スーパーコルトのさらに上に立つ究極系。

24スーパーコルトの612L-HS+を土台に、M40X・T1100GだけでなくM46Xを加え、焼成には航空・モータースポーツ分野でも使われるオートクレーブ製法を採用しています。
低樹脂化と成形品質を突き詰めた、オリムピックの技術展示的な一本です。

とはいえ、1機種のみで現行税込定価は187,000円。
実売も17万円台が中心で、一般的なアジングロッドの予算からは完全にはみ出しています。

供給も少なく、コストパフォーマンスで選ぶ製品ではありません。
最上級の素材・製法と希少性へ価値を感じる超ガチ勢、熱心なオリムピックファン向けです。

全機種スペック

スクロールできます
品番全長パワー/調子自重仕舞先径継数ルアーライン税込定価
612L-HS+AT1.86mL/XF未公表95.0cm0.6mm2本MAX5gMAX3lb187,000円

オリムピックのアジングロッド比較一覧

スクロールできます
比較項目23コルトUX23コルト26コルト プロトタイプ24スーパーコルト25スーパーコルトAT
イメージ
立ち位置入門スタンダード主力ハイエンド希少な上位機究極・別格
実売目安2万円2.8万円5万円8.5万円17万円
機種数99731
主な素材・技術グラファイトクロスLVO.S.S./ライトウェイトグラファイトクロスM40X/T1100G/G-MAPS/O.S.S.M40X/T1100G/G-MAPS/O.S.S.M46X/M40X/T1100G/オートクレーブ
ティップHS/S/THS/S/TS/THS+/TS/THS+/THS+
ガイドステンレス×SiC-Sチタン×SiC-Sチタン×トルザイト※チタン×トルザイト※チタン×トルザイト※
生産海外国内自社工場国内自社工場国内自社工場国内自社工場
おすすめな人初心者/サブ機が欲しい人性能と価格のバランス重視感度・操作性を妥協したくない人軽さと希少性も求める人最高峰仕様へ価値を感じる人
ネットで探す Amazon 楽天 Yahoo Amazon 楽天 Yahoo Amazon 楽天 Yahoo Amazon 楽天 Yahoo Amazon 楽天 Yahoo

オリムピックのアジングロッドの特徴

コルトシリーズが支持される理由と、購入前に知っておくべき弱点を、メリット・デメリットに分けて整理します。

メリット

  • 総合的な感度性能が高い
  • 軽量で操作性が高い
  • コストパフォーマンスが優秀
  • シンプルかつ上質なデザイン
総合的な感度性能が高い

オリムピックのアジングロッドは、アタリを振動として伝える反響感度だけでなく、潮流やリグにかかる重さの変化を捉える荷重感度も優秀。

アジングで重要となる感度は、群雄割拠のロッドメーカーのなかでもトップクラスの質といえましょう。

上位機にはO.S.S.や軽量ガイド、M40X、HS+も投入。スペックと設計思想の両面から、感度を高めています。

出典:オリムピック
軽量で操作性が高い

コルトは、アジングロッド界で圧倒的な最軽量というわけではありません。

それでも23コルトUXで51g〜、23コルトで47g〜、24スーパーコルトで44g〜と、各価格帯で十分に軽量です。

軽さは、長時間の釣りで疲れにくいだけでなく、ジグヘッドへ細かな入力を伝えたり、アタリへ素早く反応したりするうえでも有利。

オリムピックはロッドの軽量化にも注力しており、それが高性能にもつながっています。

各グレードに搭載が進んでいる「OP-01」も軽量化に貢献
出典:オリムピック
コストパフォーマンスが優秀

入門機の23コルトUX、ステップアップ機の23コルトは、コスパも優秀です。

23コルトUXは2万円前後で軽量ブランクス、SiC-Sリング、OP-01を採用。23コルトまで上げれば、O.S.S.、チタンフレームガイド、国内生産まで付いてきます。

近年は部材費の高騰や価格改定で、以前ほどの圧倒的な安さはありません。
それでも他社も同じように値上がりしており、相対的なコスパはふつうに高いです。

価格を抑えるならUX、性能とのバランスなら23コルトという選び分けも明快です。
ハイエンドだけでなく、予算重視の人から支持される理由がここにあります。

シンプルかつ上質なデザイン

コルトシリーズは、ブラックを基調にしたシックなデザイン。
華美ではありませんが、素材感を生かした上質さがあり、流行に左右されにくい見た目です。好みは分かれるものの、個人的には飽きにくくて好印象。

出典:オリムピック

近年は独自のカーボンリールシート「OP-01」「OP-02」が採用され、ロッドの顔となるグリップ周りにも個性があります。
汎用シートをそのまま使った製品とは違う、専用設計ならではの満足感を得やすい点もメリットです。

デメリット

  • 購入の敷居はやや高い
  • モデルチェンジが早い(型落ちが早い)
  • 大手と比べると市場への供給量は少なめ
  • 万能モデルの層が薄め
購入の敷居はやや高い

オリムピック「コルト」シリーズは一番下の23コルトUXでも、主力番手は実売2万円前後。

ダイワやシマノ、メジャークラフトにはより安価な入門機があるため、コスト重視でロッドを探している人にとってはやや高額です。

23コルトは実売2万円台後半〜、26コルト プロトタイプは5万円前後。
24スーパーコルトは8万円台、25スーパーコルトATに至っては17万円超です。

管理人

性能に応じて価格が上がるのは当然としても、メーカー全体で見れば購入の敷居は明確に高め。低予算でアジングを始めたい人には、オリムピックは強く推せません、

モデルチェンジが早い(型落ちが早い)

最近のコルトは、モデルチェンジがとにかく早めです。
履歴を見ると、

  • コルトUX:20→23
  • コルト:18→21→23
  • コルト プロトタイプ:21→23→26

主力グレードが2〜3年程度でモデルチェンジされる例が続いています。

大手のダイワやシマノでも4〜6年ほどの期間をとっているなか、近年のオリムピックはモデルチェンジを乱発している印象が否めません。

せっかく高いロッドを買っても、あっという間に型落ちする可能性があります。
新製品を追うファンからの集金圧が強いように見えて、ちょっと冷める部分です。
今後も同じ周期になるとは限りませんが、「長く現行品でいてほしい人」には明確なリスクでしょう。

大手と比べると市場への供給量は少なめ

ダイワやシマノと比べると、オリムピック製ロッドの供給量は少なめです。

人気番手は発売後すぐに売り切れ、その後も入荷待ちが続くことがあります。
とくに24スーパーコルトと25スーパーコルトATは流通が極端に少なく、グレードとして選びやすいとは言いづらいです。

メーカーが在庫を抱えすぎないよう生産量を絞っているのだと思われます。
確かなのは、欲しいときに必ず買える製品ではないこと。
どうしても欲しい機種が決まっているなら、発売前の予約や再入荷通知などを駆使する必要があります。

万能モデルの層が薄め

コルトは、基本的にジグ単用と遠投用を分業させる設計です。

ジグ単機はMAX2〜5g前後が多く、遠投機になるとMAX20〜25gへ一気に上がります。
その中間にあたる、0.5〜8gや0.5〜10g級の超万能モデルは多くありません。

ジグ単用モデルは繊細さに優れますが、一本で軽量ジグ単から本格的なフロートまで全部やりたい人には物足りないです。

23コルトUXにはMAX8g・10gの機種がありますし、26プロトタイプにもMAX6gはありますが、選択肢の厚さは大手に及びません。
ルアーキャパ0.5〜10g級の万能さを最優先するなら、ダイワやシマノのアジングロッドも比較したほうがいいでしょう。

オリムピックの製品解説にもどる

オリムピックのアジングロッドの選び方/注意点

グレード、型番、発売年の3点を順番に確認すれば、コルトの機種選びはそれほど難しくありません。

ロッド選びのポイント

  • 基本は主力3グレードから選ぶ
  • 番手の見方を知っておこう
  • 旧モデルと現行モデルを間違えやすいので注意
管理人

アジングロッドの基本的な選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。

基本は主力3グレードから選ぶ

グレード選びは、基本的に次の3製品から予算に合うものを選べばOKです。

  • 23コルトUX: エントリー。出費を抑えたい初心者やサブロッド向け
  • 23コルト: ステップアップ。価格と感度、国産品質のバランス重視
  • 26コルト プロトタイプ: ガチ勢向け。素材と仕様を妥協したくない人用

24スーパーコルトと25スーパーコルトATは高価なうえ、流通量が極端に少なめ。
高性能ではありますが、予算に応じて誰でも選べる通常グレードとしてしっかり機能しているとは言い難いです。

実質的には下から3グレードが購入候補。
迷ったら、初めての一本は23コルトUX、1万円台クラスからの買い替えは23コルト、アジングを突き詰めるなら26コルト プロトタイプを軸にしましょう。

番手の見方を知っておこう

番手の見方を知っておくと、好みのモデルが選びやすくなります。

たとえば「572UL-HS」は、次のように読めます。

  • 57: 5フィート7インチ
  • 2: 2ピース
  • UL: ウルトラライトパワー
  • HS: ハードソリッドティップ

末尾に付くティップ表記は、機種の性格を判断する重要ポイントです。

表記ティップ特徴
HSハードソリッドソリッドの荷重感度を残しつつ、張りを持たせて操作時のダルさを抑える。
HS+ハードソリッドプラスT1100Gを使ったHSの上位版。軽さ・張り・感度をさらに追求。
SソリッドHSより柔らかめ。軽量ジグ単の負荷を捉えやすいが、重いリグではダルさが出やすい。
Tチューブラー内部が中空。反響感度と操作・フッキングのレスポンスに優れる。
TSチタンソリッド金属らしい反響と超しなやかな荷重感度が共存。柔らかく、扱いにはクセがある。

ざっくりいうと、以下のように選ぶとミスマッチを減らせます。

  • 硬さ(パワークラス):
    ジグ単中心ならUL、ジグ単から軽めのスプリットまでならL、重量級フロートならMLが目安。
  • ティップ:
    軽量ジグ単の荷重変化を重視するならS/TS、キビキビ操作するならHS/HS+、反響と素直な操作感を好むならT

旧モデルと現行モデルを間違えやすいので注意

最近の「コルト」はモデルチェンジが早いため、ショップには旧型や下手すると旧々型の在庫も残っています。

「最新だと思って買ったら型落ちだった」という失敗を避けるには、製品名の頭にある数字を確認しましょう。

「26コルト プロトタイプ」の26は2026年モデルという意味です。

正式型番でも、たとえば「26GCORPS-582UL-HS+」の先頭に26が付きます。

ただ、23コルトに含まれる遠投機が「22GCORS-802ML-HS」であるように、シリーズ内の追加機種だけ年式が異なる例もあります。
商品名だけで判断せず、公式ラインナップと型番、ティップ表記まで照合するのが確実です。

管理人

旧モデル自体が悪いわけではありませんが、型落ちを納得して安く買うのと、知らずに現行価格で買うのはまったく別。購入前に必ず確認してください。

オリムピックの製品解説にもどる

オリムピックのアジングロッドを比較

とくに迷いやすい主力3グレードを、隣り合う価格帯ごとに比較します。必要な仕様へお金を払うのかを見極めましょう。

  • 23コルト vs 23コルト
  • 23コルト vs 26コルト プロトタイプ

23コルトUX vs 23コルト

出典:オリムピック
スクロールできます
比較項目23コルトUX23コルト
実売価格目安1.6万〜2.6万円2.3万〜3.3万円
位置づけエントリースタンダード
生産海外国内自社工場
感度設計O.S.S.
補強グラファイトクロスLVライトウェイトグラファイトクロス
ガイドステンレス×SiC-Sチタン×SiC-S
ティップHS/S/THS/S/TS/T
自重51g〜47g〜
おすすめ予算優先/初めての一本/サブ機感度・バランス・国産品質を重視

価格差は番手や販売店によって5,000〜10,000円ほど。

23コルトは、O.S.S.による感度設計、軽いチタンフレームガイド、国内自社工場生産でアドバンテージがあります。

入門ロッドとしては少々高額なので、1万円台クラスからのステップアップ用として買うのが基本です。

23コルトUXは海外生産ですが、そのぶん出費を抑えられます。

オリムピックは限られた素材と価格のなかで、軽さ・張り・感度のバランスを取る設計がうまいメーカー。UXにもアジングの基本を覚えるには十分すぎる性能があります。

はじめての一本や、中上級者のサブロッドならUXで問題なし。予算に余裕があり、長くメインで使うなら23コルトがおすすめです。

23コルト vs 26コルト プロトタイプ

出典:オリムピック
スクロールできます
比較項目23コルト26コルト プロトタイプ
実売価格目安2.3万〜3.3万円4.7万〜5.8万円
位置づけスタンダード主力ハイエンド
ブランクス高弾性カーボンM40X/T1100Gほか
感度設計O.S.S.O.S.S.
ティップHS/S/TS/THS+/TS/T
ガイドチタン×SiC-Sチタン×トルザイト※
ジョイント逆並継印籠継
リールシートOP-01/IPS/VSSOP-01/OP-02
おすすめ性能とコストのバランス重視価格より感度・操作性を優先

価格差はおおむね2万〜2.5万円。

26コルト プロトタイプは実質的なシリーズのフラッグシップだけあり、M40X、T1100G、HS+、トルザイトリング、印籠継と仕様が豪華。
シンプルに、23コルトの上位互換といえる仕上がりです。

値段は高いですが、そのぶん性能を突き詰めたいアジングガチ勢には選ぶ理由があります。

一方、23コルトは性能とコストのバランスを取りたい人向け。

「なるべく高性能なロッドが欲しいけど、さすがにアジングロッドへ5万円は出しづらい。でも3万円前後なら出せる」という人にぴったりです。

23コルトでもO.S.S.とチタンガイドを備え、実釣に必要な性能は十分。上位素材へ2万円以上を追加できるかで決めると、選びやすいでしょう。

オリムピックの製品解説にもどる

まとめ

出典:オリムピック

オリムピックのアジングロッドは、感度や操作性が高く、ユーザーからも厚い支持を集めています。

購入の敷居がちょい高かったり、モデルチェンジを乱発していたり、多少の懸念点はありますが、推せるメーカーであることは間違いないです。

シンプルで洗練されたデザインと、アジングロッド界でも屈指の性能を誇ります。
低〜中価格帯モデルはコスパも優秀。

予算や好みに合う1本があれば、ぜひ入手してみてください。

スクロールできます
比較項目23コルトUX23コルト26コルト プロトタイプ24スーパーコルト25スーパーコルトAT
イメージ
立ち位置入門スタンダード主力ハイエンド希少な上位機究極・別格
実売目安2万円2.8万円5万円8.5万円17万円
機種数99731
主な素材・技術グラファイトクロスLVO.S.S./ライトウェイトグラファイトクロスM40X/T1100G/G-MAPS/O.S.S.M40X/T1100G/G-MAPS/O.S.S.M46X/M40X/T1100G/オートクレーブ
ティップHS/S/THS/S/TS/THS+/TS/THS+/THS+
ガイドステンレス×SiC-Sチタン×SiC-Sチタン×トルザイト※チタン×トルザイト※チタン×トルザイト※
生産海外国内自社工場国内自社工場国内自社工場国内自社工場
おすすめな人初心者/サブ機が欲しい人性能と価格のバランス重視感度・操作性を妥協したくない人軽さと希少性も求める人最高峰仕様へ価値を感じる人
ネットで探す Amazon 楽天 Yahoo Amazon 楽天 Yahoo Amazon 楽天 Yahoo Amazon 楽天 Yahoo Amazon 楽天 Yahoo

カテゴリ別おすすめ記事

なんやかんやで
ロッドが重要


リールは重要度(低)
コスパ重視でいきましょ


ジグヘッドは
フックサイズ・重さの調整がキモ


ワームは少数精鋭でOK
汎用性◎なワームから揃えよう


ラインはエステルが鉄板
PEや高比重PEも人気


仕掛け(リグ)はジグ単が基本
特殊なポイントでは遠投リグが活躍


便利グッズがあれば
釣りが快適になり、手返しもアップ


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次