34のアジングロッドはこう選ぶ!特徴・シリーズ・おすすめモデルまとめ

34のアジングロッドは、荷重感度を重視した繊細な設計が魅力です。
この記事では、その哲学をわかりやすく解説し、全シリーズの特徴とおすすめモデルをまとめています。

34のアジングロッドが気になっている人は、チェックしていってください。

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管理人

ども。当サイトの管理人です。

釣りメディアのライター&ディレクターとして、これまでに1000本以上の記事制作に携わってきました。
雑食アングラーではありますが、なかでもアジングは大好物。いろんな道具と苦楽をともにしつつ、かれこれ10年以上はアジングをやり込んでいます

アジング道具については、そこいらの釣具屋店員サンよりもぜんぜん詳しい自負があります。

あなたにピッタリのギア選びをお手伝いできるよう、当サイトで役立つ情報をお届けしています。

目次

34(サーティーフォー)とは

出典:34

34(サーティーフォー)は、ライトゲームを中心に釣具を開発するメーカーで、代表はアジング界のレジェンド・家邊克己氏です。

ブランド名は「3=みんな」「4=しあわせ」という語呂合わせから生まれ、釣りを愛するすべての人を幸せにしたいという想いが込められています。

開発のスタートは常に海での実釣であり、釣れると確信できたものだけを世に出すという現場主義が徹底されています。

その結果、ロッドは高い信頼を得ており、入門者が手軽に楽しめるモデルから、アジングを極めたいエキスパート向けまで、幅広い製品が揃っています。

34のアジングロッドの特徴

ここからは34(サーティフォー)のアジングロッドの特徴を紹介していきます。
ポイントは3点です。

荷重感度を重視した設計(反響感度は低め)

34のロッドは荷重感度に優れる一方で、反響感度はやや控えめです。
振動を大きく拾う性能は他社に譲る部分もありますが、その代わり潮の流れや水圧変化を繊細に感じることができます。

荷重感度とは、「重さ」を捉える能力。抜けたアタリや潮流の変化など。

アジはプランクトンを漂いながら捕食する魚。だからこそ潮を読むことが釣果に直結します。
だから同社のロッドは、ジグの重さの移り変わりから水中を把握し、魚の居場所を見抜く34流のアジングに特化した設計になっています。

自重の軽さよりもタックルバランス重視

34が追求するのは「数字の軽さ」ではなく「実際に持った時の軽さ」です。

自重が軽くても先重りすれば感度は鈍りますが、バランス設計が優れたロッドはふわっと軽く感じられ、集中力が続きます。
結果、潮の変化やアジの吸い込みを捉える荷重感度が発揮されます。

ただし他社は、より軽量でバランスも良いロッドを開発済み。
34は「持ち軽さ」に強みがありますが、軽量化技術に関してはやや遅れを取っています。

≫軽量アジングロッド特集

ジグ単向けのショートロッドが充実

34のアジングロッドは、ジグ単を基軸としたスタイルに合わせ、5フィート台のショートモデルが主流です。
短さによる操作性と感度を最大限に活かし、繊細な釣りを楽しめるよう設計されています。

≫5ft台のおすすめショートロッド特集

アジングロッドの長さを選ぶときは、①5フィート台、6フィート台、7〜8フィート台の3カテゴリに分けて考えると良い。おすすめなのは、ジグ単(ジグヘッド単体)と相性が良い5〜6ft台のもの。

一方で34のロッドは、ジグ単から遠投リグまで万能に対応できるモデルや、遠投専用のパワーロッドが少なめ
遠投性能を重視する場合は、他社製品もあわせて検討するのがおすすめです。

≫6ft台のおすすめ万能ロッド特集
≫7〜8ft台のおすすめロングロッド特集

34ロッドのグレード解説 / 購入前の注意点

出典:34

34には大きく5つのシリーズがあり、それぞれにコンセプトと対象アングラーが分かれています。

シリーズ名コンセプト / 対象価格帯特徴
+E入門1万円台扱いやすくアジングを楽しむ入口
ガイドポスト入門〜中級者2万円台荷重感度を体感できる本格派入門機
アドバンスメント中級〜上級者3万円台〜34の中心シリーズ、多彩なモデル
スペシャライズ中級〜上級者4万円台〜特定の釣法に特化した職人モデル
プロビデンス上級者5万円台〜技術と感度の集大成、フラッグシップ

各シリーズの特徴

  • +E(プラスイー):
    「Enjoy」や「Entry」を意味し、初めての一本に最適。投げやすさや持ちやすさを重視し、お子様や女性でも扱いやすいロッドです。アジングの楽しさを最初に体験する入口モデル。
  • ガイドポスト:
    名前の通り「道しるべ」となる入門〜中級者向けモデル。低価格ながら高弾性カーボンを使用し、34の代名詞である「荷重感度」をしっかり感じ取れる仕様。本格派を目指す人の最初のステップに。
  • アドバンスメント:
    「進化、前進」をコンセプトにした中心シリーズ。ジグ単から遠投リグ、パックロッドまで多彩なモデルが揃い、自分のスタイルを確立したい中〜上級者におすすめです。
  • スペシャライズ:
    特定の状況や釣法に特化した職人シリーズ。超軽量ジグヘッド専用機やマヅメ専用機など、目的に応じて選べる尖った性能が魅力。こだわり派に最適。
  • プロビデンス:
    「神の導き」を意味するフラッグシップ。技術と哲学の集大成で、他では得られない超高感度を誇ります。アジングを極めたいエキスパートにふさわしい一本。

注意点:古いモデルも公式サイトに掲載されている

注意すべき点として、34の公式サイトには発売から年数が経ったモデルも現行と同じように掲載されています
説明文も更新されないことが多く、新旧の見分けが難しいのが現状です。

アジングロッドは進化のスピードが早く、古い設計の竿に高いお金を出すのはおすすめできまん。
本記事では比較的新しいモデルを中心に紹介しているので、購入時の参考にしてみてください。

スタイル別|34のおすすめアジングロッド11選

ここからは34のおすすめアジングロッドを紹介していきます。

の3部門に分け、発売が比較的新しいものを中心にピックアップしました。

ジグ単向けショートロッド

まずは34の代名詞ともいえるショートロッドから見ていきましょう。
アジングの主役であるジグ単で、繊細なゲームを楽しめるロッドが揃っています。

≫5ft台のおすすめショートロッド特集

+E 410M

出典:34

アジングを始めたい人におすすめなのが、+E 410Mです。

全長4フィート10インチという極端に短い設計で、誰でも気軽にキャストできるのが魅力。
竿の曲がりはゆったりとしたスローアクションで、ルアーを投げる感覚を自然に身につけられます。

あえて複雑な操作性を省き、魚が掛かる感覚を素直に楽しめるようになっているのも特徴です。
グリップは小さめで握りやすく、余計な力を入れずにストレスなく扱えます。

公式の解説動画

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モデル名ティップタイプ全長(ft/cm)継数仕舞寸法ルアー重量ライン自重
410Mソリッド4’10″ (147cm)2pc76.3cm0.3~3.0g1~2.5lb65g

ガイドポスト LHR-52

出典:34

入門モデルを卒業し、次のレベルに挑戦したい人におすすめなのがガイドポスト LHR-52です。

5フィート2インチと扱いやすい長さで操作性が◎。
上位クラスにも使用される高弾性40tカーボンを搭載。アジの小さな吸い込みアタリや潮のわずかな抵抗も伝える感度を有します。

取り回しが良いのでアワセのタイミングも逃しません。
「本格性能を手軽に体験できる」まさに入門からステップアップする人のための一本です。

公式の解説動画

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モデル名ティップタイプ全長(ft/cm)継数仕舞寸法ルアー重量ライン自重
LHR-52ソリッド5’2″ (157.5cm)2pc82cm0.3~4.0gMAX 2.3lb

スペシャライズ SFR-51

出典:34

スペシャライズ SFR-51は、1g以下のジグヘッドを自在に操りたいアングラーに向けた特化型モデルです。

激戦区として知られる外房エリア攻略を想定して開発されており、軽量ジグの存在感を明確に伝える感度が魅力。

初心者でも軽いジグの位置を把握しやすく、キャストの安定性も抜群です。
並継ぎ設計を採用することで振り抜けが良く、わずかな力でもしっかり飛距離を出せます。

まさに“軽量ジグ単の職人”と呼ぶにふさわしい一本です。

公式の解説動画

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モデル名ティップタイプ全長(ft/cm)継数仕舞寸法ルアー重量ライン自重
SFR-51ソリッド5’1″ (155cm)2pc80cm0.3〜4.0gMAX 2.3lb

アドバンスメント FPR-55 ver.2 F-tuned

出典:34

アドバンスメント FPR-55 ver.2 F-tunedは、プランクトンパターンを徹底的に突き詰めたい人に最適な一本です。

ジグヘッドを不用意に動かさず、自然なドリフトでアジを食わせる釣りに特化しています。

しなやかなソリッドティップが潮の流れに追従し、リグの動きを抑制しながらも、水圧の変化は手元にしっかり伝達。
アジの回遊を予測して掛けられる設計です。

さらに、ブランクスは振り抜け重視の並継ぎ仕様へと進化し、操作性も向上しています。

公式の解説動画

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モデル名ティップタイプ全長(ft/cm)継数仕舞寸法ルアー重量ライン自重
FPR-55 ver.Ⅱ F-tunedソリッド5’5″ (165cm)2pc86.5cm0.3〜4.0g(0〜1/16oz)MAX 2.3lb

アドバンスメント FPR-46

出典:34

アドバンスメント FPR-46は、10cm以下の豆アジ釣りを心から楽しみたい人のために生まれた究極のフィネスロッドです。

全長4フィート6インチという驚きの短さで、弱い吸い込みアタリを逃さず、口の柔らかい豆アジでもしっかり掛けられるしなやかなティップを搭載。
それでいてバットは非常に強く、尺アジを抜き上げるパワーを備えています。

小さなターゲットを確実に掛けつつ、不意の大物にも安心して挑める遊び心あふれる一本です。

公式の解説動画

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モデル名ティップタイプ全長(ft/cm)継数仕舞寸法ルアー重量ライン自重
FPR-46ソリッド4’6″ (137cm)1pc137cm0.3〜1.8g0.9〜2.0lb65g

万能モデル

つづいては、ジグ単からちょっとした遠投まで対応する万能モデルをご紹介。
1本でいろんなアプローチを楽しみたい人におすすめです。

≫6ft台のおすすめ万能ロッド特集

スペシャライズ SFR-65

出典:34

朝夕のマヅメに照準を合わせたロッド、それがスペシャライズ SFR-65です。

活性の高い時間帯に使う3g前後のジグヘッドをキビキビ動かせる操作性に加え、大型アジでも押し切れるバットパワーを搭載。
さらに感度も高いため、暗い時間帯の微細なアタリも逃しません。

全長6フィート5インチという絶妙な長さにより、遠投と取り回しの両方を両立させた頼れる万能モデルです。

公式の解説動画

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モデル名ティップタイプ全長(ft/cm)継数仕舞寸法ルアー重量ライン自重
SFR-65ソリッド6’5″ (196cm)2pc101cm0.3〜5.0gMAX 5.6lb

アドバンスメント HSR-63 Ver.3

出典:34

アドバンスメント HSR-63 Ver.3は、ジグ単から軽めの遠投リグまで幅広く対応できる万能ロッドです。

最大の特徴は「硬いのにしなやか」という不思議な感覚。
バットに55t、ティップに30tという異なるカーボン素材を組み合わせることで、掛けた瞬間にしなやかに曲がり、ファイトが楽しくなる設計です。

0.3gの軽量ジグから5gのメタルジグまで扱え、豆アジから大物まで一緒に楽しめる、新時代のオールラウンダーです。

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モデル名ティップタイプ全長(ft/cm)継数仕舞寸法ルアー重量ライン自重
HSR-63 ver.Ⅲソリッド6’3″ (191cm)2pc98cm0.3〜5.0g0.9〜2.0lb76g

アドバンスメント HSR-70

出典:34

アドバンスメント HSR-70は、沖のポイントを攻略したいアングラーに最適な遠投モデルです。

全長7フィートの長さを活かし、10gクラスのSキャリーをフルキャストできる強靭なパワーを搭載。
ただ硬いだけでなく、全体がしなやかに粘るため細いラインでも大物とのファイトに安心感があります。

さらに、1g程度のジグヘッドも扱える繊細さを兼ね備え、アジはもちろんメバルなどのターゲットにも対応できる万能パワーロッドです。

公式の解説動画

モデル名ティップタイプ全長(ft/cm)継数仕舞寸法ルアー重量ライン自重
HSR-70ソリッド7’0″ (213cm)2pc110cmMAX 13.0gPE0.25〜0.4

パックロッド

最後はパックロッドです。
出張先や旅行先でも、最高のタックルでアジングを楽しみたい。そんな夢を叶える、仕舞寸法からは想像もつかない性能を秘めたロッドたちです。

≫おすすめのアジング用パックロッド特集

アドバンスメント BCR-56

出典:34

アドバンスメント BCR-56は、「パックロッド=感度が劣る」という常識を覆す一本です。

仕舞寸法47.5cmと持ち運びやすい4ピース仕様ながら、並継ぎ設計を採用することで振動をスムーズに伝達。
0.3gのジグヘッドの重さまで感じ取れるほどの感度を実現しています。

その性能は多くの2ピースロッドを凌駕し、「本当にパックロッド?」と驚かれるほど。
遠征や旅行先でも性能を妥協したくない人にぴったりの革命的ロッドです。

公式の解説動画

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モデル名ティップタイプ全長(ft/cm)継数仕舞寸法ルアー重量ライン自重
BCR-56ソリッド5’6″ (168cm)4pc47.5cm0.3~3.0g1~2lb69g

スペシャライズ SFR-58

出典:34

スペシャライズ SFR-58(スピニング)は、旅先でさまざまな魚を狙いたい人におすすめのマルチパーパスロッドです。

仕舞寸法はわずか39cmと非常にコンパクトで、スーツケースにすっきり収まる5ピース構造。
BCR-56よりもパワーを強化しており、アジはもちろんメッキやカサゴ、キジハタなどのロックフィッシュにも対応できます。

さらに、リールの重さに合わせて調整可能な「移動式リールシート」を搭載し、旅の釣りをより快適にしてくれる一本です。

公式の解説動画

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モデル名ティップタイプ全長(ft/cm)継数仕舞寸法ルアー重量ライン自重
SFR-58ソリッド5’8″ (173cm)5pc39cm0.3〜5.0gMAX PE 0.25(5.6lb)

スペシャライズ SFR-58b

出典:34

スペシャライズ SFR-58b(ベイト)は、旅先でもベイトタックルの魅力を味わいたい人に向けたパックロッドです。

SFR-58のベイト版として設計され、ボートアジングで培われたノウハウを凝縮。
太めのラインを使って根ズレを恐れず攻めたり、テンポよくピンポイントを狙ったりと、ベイトならではの攻めを楽しめます。

スピニング版とセットで持てば、どんな状況にも対応できる万能な旅のお供です。

公式の解説動画

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モデル名ティップタイプ全長(ft/cm)継数仕舞寸法ルアー重量ライン自重
SFR-58bソリッド5’8″ (173cm)5pc39cm0.3〜5.0gMAX PE 0.25(5.6lb)

34のおすすめアジングロッドの比較一覧

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モデル名シリーズ長さ自重ルアー重量ライン特徴
+E 410M+E4’10″ (147cm)65g0.3〜3.0g1〜2.5lb入門用の超ショート。扱いやすく初心者に最適
LHR-52ガイドポスト5’2″ (157.5cm)0.3〜4.0gMAX 2.3lb高弾性カーボン使用。本格感度を体験できる入門機
SFR-51スペシャライズ5’1″ (155cm)0.3〜4.0gMAX 2.3lb軽量ジグ単専用機。外房攻略向けの特化型
FPR-55 ver.Ⅱ F-tunedアドバンスメント5’5″ (165cm)0.3〜4.0gMAX 2.3lb「動かさない釣り」に特化。自然なドリフトを演出
FPR-46アドバンスメント4’6″ (137cm)65g0.3〜1.8g0.9〜2.0lb豆アジ専用。極短ながら尺アジにも対応可能
SFR-65スペシャライズ6’5″ (196cm)0.3〜5.0gMAX 5.6lbマヅメ対応。パワーと感度を両立した万能型
HSR-63 ver.Ⅲアドバンスメント6’3″ (191cm)76g0.3〜5.0g0.9〜2.0lb高感度+柔軟性。万能性が高く1本目に最適
HSR-70アドバンスメント7’0″ (213cm)MAX 13.0gPE0.25〜0.4遠投特化。Sキャリー使用で沖のポイント攻略
BCR-56アドバンスメント5’6″ (168cm)69g0.3〜3.0g1〜2lb4ピースのパックロッド。高感度で携行性抜群
SFR-58スペシャライズ5’8″ (173cm)0.3〜5.0gMAX PE0.25 (5.6lb)5ピース旅行用。アジ以外にもロックフィッシュ対応
SFR-58bスペシャライズ5’8″ (173cm)0.3〜5.0gMAX PE0.25 (5.6lb)ベイト版パックロッド。手返し良く攻めの釣り向き

アジングロッドの基本的な選び方

アジングロッド選びの基本についても簡単にまとめておきます。

≫ロッド選びの詳しい解説はコチラ

長さ

アジングロッドは長さで使い勝手が大きく変わります。

アジングロッドの長さを選ぶときは、①5フィート台、6フィート台、7〜8フィート台の3カテゴリに分けて考えると良い。おすすめなのは、ジグ単(ジグヘッド単体)と相性が良い5〜6ft台のもの。

一般的には6フィート台が最も万能とされ、扱いやすい基準の長さです。
5フィート台の短いロッドは操作性や感度に優れ、近距離戦に最適。
一方で7フィート以上の長めのロッドは遠投性能に強みがあります。

≫5ft台のおすすめショートロッド特集
≫6ft台のおすすめ万能ロッド特集
≫7〜8ft台のおすすめロングロッド特集

34がショートロッドを中心に展開しているのは、ジグ単で繊細な操作を行うため。
高精度のリグコントロールを重視しているからです。

硬さ

アジングロッドの硬さは「XUL・UL・L・ML」といった記号で表され、柔らかい順にXUL → UL → L → MLとなります。
ジグ単特化ならUL以下、キャロやフロートなど重めを扱うならLやMLが目安です。

アジングロッドの硬さは、アルファベット(UL、Lなど)で表記されることが多い。主な選択肢としては、XUL、UL、L、MLの4種類ぐらい。無難に使いやすいのは、UL、Lの2クラス。

ただ、34のロッドにはこの硬さ表記がありません。
そのため強さを見極めるには、スペック欄にある「適合ルアー重量」を確認するのが基本になります。

ティップ

アジングロッドの穂先には、大きく分けて「ソリッド」と「チューブラー」の2種類があります。それぞれの特徴を整理してみましょう。

アジングにおけるチューブラーティップとソリッドティップの違い

ソリッドティップ

  • 中身が詰まったカーボン構造
  • しなやかで曲がりやすく、アジの弱い吸い込みアタリを逃さない
  • 水中の重みの変化を感じ取る「荷重感度」に優れる

チューブラーティップ

  • 中が空洞のパイプ状カーボン
  • 張りが強く、振動を手元に伝えやすい
  • アタリを瞬間的に感じる「反響感度」に優れ、ルアー操作が得意

≫おすすめのチューブラーロッド特集

34のロッドは「荷重感度」を重視しているため、ほとんどのロッドにソリッドティップが採用されています。

まとめ

出典:34

34のアジングロッドは「荷重感度」を最重視した設計で、潮を感じながらジグ単を繊細に操れるのが最大の魅力です。

万能型やパワー型の選択肢は少ないものの、ショートモデルで細かなゲームを楽しみたい人には理想的なラインナップ。
34流のスタイルをでアジングを楽しみたい方は、入手を検討してみてはいかがでしょうか。

34のおすすめロッド一覧

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モデル名シリーズ長さ自重ルアー重量ライン特徴
+E 410M+E4’10″ (147cm)65g0.3〜3.0g1〜2.5lb入門用の超ショート。扱いやすく初心者に最適
LHR-52ガイドポスト5’2″ (157.5cm)0.3〜4.0gMAX 2.3lb高弾性カーボン使用。本格感度を体験できる入門機
SFR-51スペシャライズ5’1″ (155cm)0.3〜4.0gMAX 2.3lb軽量ジグ単専用機。外房攻略向けの特化型
FPR-55 ver.Ⅱ F-tunedアドバンスメント5’5″ (165cm)0.3〜4.0gMAX 2.3lb「動かさない釣り」に特化。自然なドリフトを演出
FPR-46アドバンスメント4’6″ (137cm)65g0.3〜1.8g0.9〜2.0lb豆アジ専用。極短ながら尺アジにも対応可能
SFR-65スペシャライズ6’5″ (196cm)0.3〜5.0gMAX 5.6lbマヅメ対応。パワーと感度を両立した万能型
HSR-63 ver.Ⅲアドバンスメント6’3″ (191cm)76g0.3〜5.0g0.9〜2.0lb高感度+柔軟性。万能性が高く1本目に最適
HSR-70アドバンスメント7’0″ (213cm)MAX 13.0gPE0.25〜0.4遠投特化。Sキャリー使用で沖のポイント攻略
BCR-56アドバンスメント5’6″ (168cm)69g0.3〜3.0g1〜2lb4ピースのパックロッド。高感度で携行性抜群
SFR-58スペシャライズ5’8″ (173cm)0.3〜5.0gMAX PE0.25 (5.6lb)5ピース旅行用。アジ以外にもロックフィッシュ対応
SFR-58bスペシャライズ5’8″ (173cm)0.3〜5.0gMAX PE0.25 (5.6lb)ベイト版パックロッド。手返し良く攻めの釣り向き

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