アジングに26フリームスはアリ?ナシ?覇権リールと比較して見えた真実の立ち位置

新たに『AIRDRIVE DESIGN』を採用した、グローバルスタンダードモデル

ダイワ公式サイトでは、そんな心躍るキャッチコピーで紹介されている「26フリームス」。

確かに前作から大きな進化を遂げてはいますが……
ぶっちゃけ、今回も「覇権リール」たちの影に隠れてしまいそうなニオイがぷんぷんしています。

出典:ダイワ

ネット上には「26フリームス最高!コスパ最強!」みたいな絶対評価の記事も見かけますが、結局重要なのは「他のリールと比べてどうなの?」という相対的な視点です。

本記事では、アジング界の覇権リールと比較しながら、「26フリームス」の立ち位置を忖度なしで解説します。

アジングリール選びで失敗したくない方は、ぜひ最後までお付き合いください。

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ども管理人です。

釣りメディアのライター&ディレクターとして、これまでに1000本以上の記事制作に携わってきました。
雑食アングラーではありますが、なかでもアジングは大好物。いろんな道具と苦楽をともにしつつ、かれこれ10年以上はアジングをやり込んでいます

アジング道具については、そこいらの釣具屋店員サンよりもぜんぜん詳しい自負があります。

あなたにピッタリのギア選びをお手伝いできるよう、当サイトで役立つ情報をお届けしています。

目次

「26フリームス」はアジングにおすすめ?

出典:ダイワ

結論からいうと、26フリームスはアジングに「おすすめ」ではあるものの、「覇権リール」ではありません。

スペック自体は優秀ですが、ライバル機と相対評価したときに「これならあっちで良くない?」となってしまう場面が多い……というのが正直なところです。

具体的に、アジングリールの主戦場となる価格帯ごとに立ち位置を整理してみます。

〜1万円台:最強コスパ「23レガリス」の壁

〜1万円台クラスには、圧倒的なコスパと人気を誇る覇権リール「23レガリス」が君臨しています。

出典:Amazon

26フリームスと23レガリス、アジングリールで最も重要な「自重」はどちらも175g(2000番)で同じなんですよね。主な違いは防水機構の「マグシールド」があるかないか。

「毎日のように酷使するから防水性が必須!」という人には26フリームスが刺さりますが、週に数回楽しむ程度なら、実売価格で6,000円ほど安い23レガリスで十分。

結果として、この価格帯で「26フリームス」は2番手評価ってことになります。

▽〜1万円台リールの勢力図

スクロールできます
23レガリス26フリームス25アルテグラ24レブロス26ナスキー22サハラ
メーカーダイワダイワシマノダイワシマノシマノ
イメージ
実売価格目安8000円14000円14000円7000円10000円7000円
おすすめ度SSSABCC
2000番の自重175g175g180g195g210g210g
防水機構マグシールドXプロテクトコアプロテクト
ハンドル構造ねじ込み式ねじ込み式ねじ込み式共回り式ねじ込み式ねじ込み式
ベアリング数5/15/15/14/15/14/1
主要テクノロジーAIRDRIVE DESIGN, ZAION V製ボディ&ローター, ATD TYPE-L, LC-ABSMAGSEALED(ピニオン部), ZAION V製AIRDRIVE ROTOR, スプール別体ラチェットインフィニティクロス, アンチツイストフィン, Xプロテクト, HAGANEギアAIRDRIVE ROTOR(DS4製), ATD TYPE-L, LC-ABSアンチツイストフィン, ワンピースベール, コアプロテクト, HAGANEギアHAGANEギア, X-SHIP, サイレントドライブ, Gフリーボディ
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1〜2万円台:圧倒的スペック「24ヴァンフォード」の存在

出典:シマノ

少し予算を上げて1〜2万円台(実売2万円台前半まで)を見渡すと、今度はシマノの「24ヴァンフォード」という巨大な壁が立ちはだかります。

24ヴァンフォードは自重が155gと、26フリームスよりさらに20gも軽い。アジングにおいて「20gの差」は感度・操作性の面で別次元のインパクトがあります。

「予算1万円ちょい」ならフリームスが候補に入りますが、「もう少し頑張れる」ならヴァンフォードやカルディアが視野に入るため、ここでも「2〜3番手」という絶妙に惜しいポジションに落ち着いています。

▽1〜2万円台リールの勢力図

スクロールできます
24ヴァンフォード25カルディア26フリームス25アルテグラ
メーカーシマノダイワダイワシマノ
イメージ
実売価格目安24000円23000円14000円14000円
おすすめ度SAAB
2000番の自重155g165g175g180g
防水機構XプロテクトマグシールドマグシールドXプロテクト
ハンドル構造ねじ込み式ねじ込み式ねじ込み式ねじ込み式
ベアリング数7/16/15/15/1
主要テクノロジーインフィニティクロス、インフィニティドライブ、アンチツイストフィン、デュラクロス、Xプロテクトモノコックボディ、マグシールド(ピニオン部)、ZAION V、AIRDRIVE DESIGN、LC-ABSMAGSEALED(ピニオン部), ZAION V製AIRDRIVE ROTOR, スプール別体ラチェットインフィニティクロス, アンチツイストフィン, Xプロテクト, HAGANEギア
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「26フリームス」のアジング的立ち位置まとめ

まとめると、アジング用途における26フリームスの評価は以下の通りです。

  • 〜1万円台:おすすめランキング2番手
  • 1〜2万円台:おすすめランキング2〜3番手

決して悪いリールではありませんし、前作から着実に進化もしています。

ただ、アジングに求められる軽さや基本性能でコスパを評価すると、他の覇権リールに軍配が上がることが多い……。

「悪くないんだけど、本命にはならない…」という、前作の「21フリームス」と同じ立ち位置に落ち着きそうです。

補足:巻きの強さや耐久性が求められる釣りなら評価は変わりますが、繊細さが命のアジングでは「軽さ」と「価格」のバランスがよりシビアに判定されます。

「26フリームス」のアジング的推しポイント3選

出典:ダイワ

26フリームスの仕様をアジング目線でチェックしたとき、注目すべきポイントは以下の3点です。

  • 低価格帯ではトップクラスの軽量性(175g)
  • エアドライブデザイン搭載による操作性アップ
  • マグシールド搭載で高い防水・防塵性を確保

それぞれの詳細を深掘りしていきます。


①低価格帯ではトップクラスの軽量性(175g)

26フリームスは、〜1万円台のいわゆる「低価格帯〜エントリークラス」のリールのなかでは、トップクラスの軽さを誇ります。
(アジングの本命番手となる2000番クラスの自重は175g。)

同価格帯のライバル機と重量を比較してみましょう。

▽〜1万円台リールの重量比較

自重モデル・番手メーカー実売価格の目安
175g26フリームス LT2000S-Pダイワ14,000円前後
175g23レガリス LT2000S-Pダイワ8,000円前後
180g22ミラベル C2000Sシマノ12,000円前後
180g25アルテグラ C2000Sシマノ14,000円前後
190g24月下美人X LT2000S-Pダイワ14,000円前後
210g26ナスキー C2000Sシマノ10,000円前後

ご覧の通り、26フリームスは23レガリスと並んでこのクラスの最軽量です。

タックル重量が操作性や感度に影響するアジングにおいて、リールが軽いことはそれだけで正義。

アンダー1gのジグ単を操る際の繊細な操作はもちろん、潮の変化を感じ取る感度面でも大きな武器になります。


②エアドライブデザイン搭載

ダイワの最新設計思想である「エアドライブデザイン」が採用されたのも大きなトピックです。

この技術の肝は、リール前方のユニット(ローターやベール)を徹底的に軽量化すること。

重心が手元に寄るため、持ち重り感が軽減され、数値以上の「軽快な操作感」を味わえます。

ただし、パーツの適用範囲はグレードごとに差が設けてあるため、注意が必要です。

▽エアドライブパーツの適用状況

パーツ23レガリス26フリームス25カルディア24ルビアス
AIRDRIVE ROTOR
AIRDRIVE BAIL
AIRDRIVE SPOOL
AIRDRIVE SHAFT

適用範囲は下位モデルの「23レガリス」と同じです。

ここは少し残念なポイントかもしれませんが、アジングにおいて最も恩恵が大きい「ローター」と「ベール」がエアドライブ化されているだけでも、先代モデルより格段に使いやすくなっています。


③マグシールド搭載で防水性が高い

これこそが、26フリームスのアイデンティティといえるポイントです。

実は、軽量な「エアドライブデザイン」と、ダイワ独自の防水技術「マグシールド」が両立されているのは、この26フリームス以上のグレードからになります。

スクロールできます
パーツ23レガリス26フリームス25カルディア24ルビアス
実売価格目安8000円14000円23000円34000円
エアドライブデザイン
マグシールド
2000番の自重175g175g165g145g
モノコックボディ
ボディ・ローター素材ZAION VZAION VZAION VZAION

23レガリス(8,000円)」に、プラス6,000円払ってマグシールド(防水性)を買うかどうか?。これが26フリームスを選ぶ最大の論点になります。

メインリールとして週に何度も釣行し、ハードに使い倒すならマグシールドの安心感は絶大です。逆に、そうじゃない人なら、23レガリスで十分。

このあたりは自分の釣りスタイルとの相談ですね。


【おまけ】ドラグ性能も地味に進化

公式プロモーションでも推されていますが、ドラグ周りもアップデートされています。

  • ATD TYPE-L: 魚の引きに合わせてより滑らかに追従する設定。細糸を使うアジングと相性抜群。
  • スプール別体ラチェット: ドラグ音を出すパーツを独立させることで、より心地よいドラグサウンドを実現。

ドラグ音に関しては実釣性能に直結するわけではありませんが、アジとのファイトを盛り上げてくれる重要な要素。

上位機種に近い「ええ感じの音」で釣りができるのは、地味に満足度を上げてくれます。

でも、基本は覇権リールを買うほうが良いかも

出典:Amazon

ここまで「26フリームス」の魅力を語ってきましたが、あえて厳しいことを言います。

「スペックやコスパを最優先するなら、各価格帯の“覇権リール”を選んだほうが幸せになれる可能性が高い」

というのが、数多くのリールを触ってきた私の本音です。26フリームスは決して悪いリールではありませんが、いかんせんライバルたちが強すぎるんですよね……。

アジング界における現在の「覇権リール(迷ったらこれを買えという定番)」は以下の通りです。

アジング界の覇権リール一覧

【〜1万円台】23レガリス

26フリームスと同じ重さで、実売価格が圧倒的に安い。防水性(マグシールド)を求めないなら、これで完結します。

【1〜2万円台】24ヴァンフォード

自重155g。フリームスより20gも軽く、感度・操作性ともに別次元。予算を少し足せるなら、ここがコスパの最適ポイント。

【3万円台〜】24ルビアス

軽さ・剛性・所有欲のすべてを満たす、アジングリールの「正解」。


なぜ「26フリームス」は覇権を獲れないのか?

最大の理由は、「立ち位置の中途半端さ」にあります。

アジングという釣りは、リールに過度な耐久性や防水性を求める場面が少なく、とにかく「軽さ」と「感度」が重視されます。

そうなると、以下のような比較結果になってしまうのです。

  1. 「安くて軽いのがいい」23レガリス(8,000円)でOK
  2. 「せっかく買うなら高性能がいい」24ヴァンフォード(24,000円)まで頑張る

この中間、つまり「14,000円前後で、そこそこ軽くて、防水性がしっかりしているリール」という需要にしか刺さらないのが26フリームスの宿命。

管理人

今作も、覇権リールの影に隠れてます…。

26フリームスを買って満足できるのはこんな人!

逆に言えば、以下のようなニーズがある方には、26フリームスは最高の選択肢になります。

  • 「レガリスだと防水性が不安。でも、2万円以上は出したくない」
  • 「毎日ガシガシ使い倒したいから、マグシールドの安心感が必須」
  • 「26フリームスのデザイン(見た目)がとにかく好み!」

スペック競争では覇権リールに一歩譲りますが、スペックは間違いなく「合格点以上」。

自分の用途的に「マグシールド」が必要かどうかを見極めるのが、後悔しないためのポイントです。

「26フリームス」のアジング推奨番手

出典:ダイワ

26フリームスのラインナップの中で、アジングに投入するなら選択肢は以下の3つに絞られます。それぞれの特徴と、どんなスタイルに合うかを解説します。

LT2000S-P(★最推し、無難)

26フリームスでアジングを始めるなら、この番手を選んでおけば間違いありません。

アジングにおける「本命」といえる番手で、アンダー1gのジグ単から、キャロやフロートを使った遠投リグまでこれ1台でこなせます。

  • パワーギア(P)による繊細な巻き: スローに誘いたいアジングにおいて、巻きすぎを抑えて丁寧にレンジを通せます。
  • 抜群の汎用性: 近距離戦から遠投まで、堤防・港湾アジングのほとんどのシーンをカバー。

「とりあえず1台、何でも使えるやつを」という方は、迷わずLT2000S-Pを手に取ってください。


LT2000S-XH

「手返し」と「ラインスラック回収」を重視するアクティブ派におすすめなのが、エクストラハイギア(XH)モデルです。

巻取りが速いため、以下のようなシチュエーションで強みを発揮します。

  • 風が強い日: キャスト後にすぐ糸フケを回収できるため、トラブルを回避しやすい。
  • プラッギングやメタルジグ: テンポよく探る釣りや、リアクションで食わせる展開に最適。
  • 回収スピードの向上: 探り終わったあとの回収が速く、次のキャストへの移行がスムーズ。

ジグ単だけでなく、遠投リグや軽量プラグも織り交ぜてアクティブに攻めたい方にマッチする番手です。


LT1000S-P

最も繊細な釣りに特化したいなら、この1000番です。

2000番に比べてスプール径が小さく、1回転の巻取り長さが60cmとさらに短くなっています。

  • スローの極み: 超軽量ジグ単を「見せて食わせる」ような、極限まで遅い釣りが得意。
  • 豆アジ狙い・近距離戦: 足元の明暗をタイトに攻めるような、繊細さが求められるシーンで活躍。

ただし、自重は2000番と同じ175g。 1000番にしたからといって劇的に軽くなるわけではありません。

汎用性は2000番に劣るため、あえて1000番を選ぶのは「近距離のジグ単に特化したい」というこだわり派向けといえます。

管理人

正直、わざわざ1000番を選ぶ意義は薄いので、個人的にはLT1000S-Pは非推奨です。


[迷ったらどれ?] 基本はLT2000S-Pがおすすめ。アジングリールとしてのバランスが最も良く、長く使い続けられるスペックです。

「26フリームス」とライバル製品の比較

vs 23レガリス(ダイワ)

出典:ダイワ

「26フリームス」を検討する上で、最も頭を悩ませるライバルが身内にいます。それが、圧倒的なコスパで市場を席巻している23レガリスです。

まずは、両者のスペックを比較表で見てみましょう。

▽「26フリームス」と「23レガリス」の比較

比較項目26フリームス23レガリス
参考実売価格約14,000円約8,000円
2000番の自重175g175g
エアドライブローター
エアドライブベール
ボディ・ローター素材ZAION VZAION V
マグシールド○(あり)-(なし)
ドラグATD TYPE-LATD TYPE-L
スプール別体ラチェット

決定的な違いは「マグシールド」の有無のみ

表を見ると一目瞭然ですが、アジングにおいて最も重要な「自重(175g)」は全く同じです。

さらに、操作性を左右するエアドライブデザインの適用範囲や、ボディ素材(ZAION V)、ドラグ性能(ATD TYPE-L)も共通しています。

つまり、この2台の選び分けは「防水機構(マグシールド)に約6,000円の差額を払えるか?」という一点に集約されます。

ぶっちゃけ、アジングなら「23レガリス」で十分?

ここからは私の私見ですが、多くのアジンガーにとっては「23レガリスで十分」という結論になりやすいです。理由は以下の通り。

  • 過酷な環境が少ない: アジングはリールが波をかぶるような磯場で行うことはほぼない。
  • 先代の証明: マグシールド非搭載だった先代「18レガリス」も、ノーメンテナンスで数年使い倒せることがユーザーの間で証明済み。
  • 酷使するなら上位へ: 毎日釣行するようなガチ勢なら、フリームスで妥協せず、さらに20g軽い「24ヴァンフォード」や「24ルビアス」を選んだほうが幸せになれる。

vs 25カルディア(ダイワ)

出典:ダイワ

25カルディアは、26フリームスのワンランク上に位置する本格機。大きな違いは「10gの軽量化」と「モノコックボディ」の採用です。

▽「26フリームス」と「25カルディア」の比較

比較項目26フリームス25カルディア
参考実売価格14,000円23,000円
2000番の自重175g165g
ボディ構造標準モノコックボディ
エアドライブスプール
マグシールド
ネットで探す

カルディアの方が「10g軽く、構造も強い」のは確かですが、負荷の小さいアジングにおいてモノコックボディの剛性恩恵はそこまで感じられません。

また、実売2万円台まで予算を伸ばせるなら、さらに10g軽く(155g)、よりアジング向きなシマノ「24ヴァンフォード」が最強のライバルとして立ちはだかります。

予算2万円台なら、カルディアよりヴァンフォードのほうがコスパは優秀。いまのアジングリールの勢力図でいうと、わざわざ「25カルディア」を選ぶ価値は薄めです。

ダイワ内での「26フリームス」の評価

ダイワのライトゲームリール全体で見ると、26フリームスの評価は「決して悪くないけれど、手放しで絶賛もできない」という非常に絶妙な位置にあります。

最大の理由は、下位モデルである「23レガリス」のコスパが良すぎること。アジングで最も重要な自重がレガリスと同じ175gであるため、実売で約6,000円の価格差を「マグシールドの有無」だけで埋めきれていない印象です。

▽ダイワ主要3モデルの比較表

比較項目25カルディア26フリームス23レガリス
実売価格23000円14000円8000円
位置づけ中価格帯の本格機実用性重視の新スタンダード低価格帯コスパ機
2000番の自重165g175g175g
巻取長さ(1回転)67cm63cm63cm
ボディ素材ZAION VZAION VZAION V
ローター素材ZAION VZAION VZAION V
モノコックボディ
マグシールド
AIRDRIVE ROTOR
AIRDRIVE BAIL
AIRDRIVE SPOOL
AIRDRIVE SHAFT

結果論にはなりますが、自重を「カルディア:155g、フリームス:165g、レガリス:175g」のように10g刻みで設計しておくと、ダイワさんとして都合が良かったと思います。

こうすれば

  • 「25カルディア」が2万円台で「24ヴァンフォード」といい勝負になる
  • 「23レガリス」に予算をプラスして「26フリームス」を選ぶ価値が生まれる

みたいに、「25カルディア」や「26フリームス」がアジングリールとしてもうちょい報われたでしょう。

26フリームスは前作から着実に進化を遂げてはいるものの、各価格帯の覇権リールの壁を崩すほどではありません。
ダイワ内での26フリームスの評価は、「もちろんアリなリールだけど、わざわざ選ぶほどの魅力は薄い」という感じになりますね。

vs 25アルテグラ(シマノ)

出典:シマノ

実売価格が14,000円前後と、26フリームスと完全同格なのがシマノの「25アルテグラ」です。

▽「26フリームス」と「25アルテグラ」の比較

比較項目26フリームス LT2000S-P25アルテグラ C2000S
設計思想繊細系・軽快操作寄り巻きの強さ・安定感寄り
参考実売価格14,000円14,000円
2000番の自重175g180g
防水・防汚系MAGSEALED(ピニオン部)Xプロテクト
注目テクノロジーエアドライブデザインインフィニティ系テクノロジー
巻取り長さ63cm69cm
ベアリング5/15/1

この2台の最大の違いは、リールとしての「性格(設計思想)」です。

  • 26フリームス: 繊細・軽快。ライトゲームでの操作感を重視。
  • 25アルテグラ: 巻きの強さ・安定感。負荷のかかる釣りを重視。

アジングで使うなら、間違いなく「26フリームス」のほうがおすすめです。フリームスのほうが5g軽く、何より「エアドライブデザイン」による操作感の軽さは、アンダー1gを扱う繊細な釣りにドンピシャでハマります。

また、25アルテグラには「P(パワーギア)」設定がないのもアジングでは地味に痛いところ。じっくりスローに誘いたいアジングにおいては、26フリームスのほうが一歩リードしています。

vs 26ナスキー(シマノ)

出典:シマノ

続いて、実売1万円前後で購入できるシマノの定番入門機「26ナスキー」と比較してみます。

▽「26フリームス」と「26ナスキー」の比較

比較項目26フリームス LT2000S-P26ナスキー C2000S
参考実売価格14,000円10,000円
アジングでの立ち位置繊細なジグ単操作向き入門〜汎用寄りの定番機
2000番の自重175g210g
防水・耐久系MAGSEALED(ピニオン部)コアプロテクト
注目テクノロジーエアドライブデザインインフィニティドライブ等

結論をいうと、アジング用途において「26ナスキー」が勝っているのは安さだけです。

26ナスキーは防水機構が搭載されており、インフィニティ系の最新テクノロジーも入っていますが、いかんせん「210g」という自重がアジングリールとしては重すぎます。

正直なところ、10,000円で210gの「26ナスキー」を買うくらいなら、8,000円で175gの「23レガリス」を買うほうが幸せになれます。

もし「しっかりした防水性能がほしい」ということであれば、あと4,000円頑張って「26フリームス」を選ぶのが正解かと…。

価格帯別|アジングリールの勢力図解説

これまでの比較を踏まえて、現在のアジングリール市場における勢力図を価格帯別に整理しておきます。


〜1万円台:コスパ最強「23レガリス」が君臨

出典:ダイワ

アンダー1万円クラスの覇権リールは、どう考えても「23レガリス」です。防水機構こそありませんが、この価格で自重175gというスペックは反則級。

26フリームスは、このクラスにおいて「レガリスに防水性能をプラスした上位互換」という立ち位置で、おすすめランキング2番手のポジションです。

▽〜1万円台リールの比較一覧

スクロールできます
23レガリス26フリームス25アルテグラ24レブロス26ナスキー22サハラ
メーカーダイワダイワシマノダイワシマノシマノ
イメージ
実売価格目安8000円14000円14000円7000円10000円7000円
おすすめ度SSSABCC
2000番の自重175g175g180g195g210g210g
防水機構マグシールドXプロテクトコアプロテクト
ハンドル構造ねじ込み式ねじ込み式ねじ込み式共回り式ねじ込み式ねじ込み式
ベアリング数5/15/15/14/15/14/1
主要テクノロジーAIRDRIVE DESIGN, ZAION V製ボディ&ローター, ATD TYPE-L, LC-ABSMAGSEALED(ピニオン部), ZAION V製AIRDRIVE ROTOR, スプール別体ラチェットインフィニティクロス, アンチツイストフィン, Xプロテクト, HAGANEギアAIRDRIVE ROTOR(DS4製), ATD TYPE-L, LC-ABSアンチツイストフィン, ワンピースベール, コアプロテクト, HAGANEギアHAGANEギア, X-SHIP, サイレントドライブ, Gフリーボディ
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1〜2万円台:軽量特化「24ヴァンフォード」の壁

出典:シマノ

1〜2万円台(実売2万円台前半まで含む)という括りで見ると、覇権リールはシマノの「24ヴァンフォード」に切り替わります。

自重155gという圧倒的な軽さに加え、防水性や巻きの最新テクノロジーも網羅。26フリームスはこの価格帯においても「堅実な次点」というポジションになります。

▽1〜2万円台リールの比較一覧

スクロールできます
24ヴァンフォード25カルディア26フリームス25アルテグラ
メーカーシマノダイワダイワシマノ
イメージ
実売価格目安24000円23000円14000円14000円
おすすめ度SAAB
2000番の自重155g165g175g180g
防水機構XプロテクトマグシールドマグシールドXプロテクト
ハンドル構造ねじ込み式ねじ込み式ねじ込み式ねじ込み式
ベアリング数7/16/15/15/1
主要テクノロジーインフィニティクロス、インフィニティドライブ、アンチツイストフィン、デュラクロス、Xプロテクトモノコックボディ、マグシールド(ピニオン部)、ZAION V、AIRDRIVE DESIGN、LC-ABSMAGSEALED(ピニオン部), ZAION V製AIRDRIVE ROTOR, スプール別体ラチェットインフィニティクロス, アンチツイストフィン, Xプロテクト, HAGANEギア
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2〜3万円台:ガチ勢納得の最強クラス

出典:ダイワ

26フリームスの直接の競合ではありませんが、この上の価格帯まで予算を伸ばすと、スペック的にはもう「上がり」に近いリールたちが並びます。

▽2〜3万円台リールの比較一覧

スクロールできます
比較項目24ヴァンフォード24ルビアス24ルビアス SFゼノン25カルディア
実売価格目安24,000円35,000円35,000円35,000円23,000円
イメージ
おすすめ度SSSSSSA
2000番の自重155g145g135g145g165g
主要技術インフィニティ系AIRDRIVE/MQSF専用設計軽量特化設計モノコック
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この価格帯の覇権を握っているのは、安さ・コスパの「24ヴァンフォード」と、軽さの「24ルビアス」の2強です。

ちなみに、ルビアスには超小規模なフィネスに特化した「SF(スーパーフィネス)モデル」も存在します。135gという驚異的な軽さを誇りますが、そのぶんスプールが短かったりドラグ力が弱かったりと、汎用性はやや低め。

「とにかく軽さ命!」という人にはSS級の評価になりますが、他の釣りへの流用も考えるならノーマルモデルの方が使い勝手が良いため、総合評価は「S」としています。

また、ダイワ・シマノ以外の選択肢なら、アブガルシアの「ゼノン」も非常に優秀。145gと超軽量で、他社にはない独特なデザインと軽快な使い心地が魅力の一台です。


結論:26フリームスの立ち位置

出典:ダイワ

まとめると、26フリームスの現在地は以下の通り。

  • 〜1万円台:おすすめランキング2番手
  • 1〜2万円台:おすすめランキング2〜3番手

スペックだけを見れば「覇権リール」たちの陰に隠れがちです。

とはいえ、「レガリスでは不安だけど、ヴァンフォードやルビアスまで買うのは勇気がいる……」というアングラーにとってはちょうどいい選択肢といえるでしょう。

「26フリームス」の基本情報

26フリームスの全体像を把握するために、公式のコンセプトや搭載されているテクノロジーを整理しておきます。

公式が掲げるコンセプト

ダイワ公式のプロモーションでは、以下のように紹介されています。

新たに「AIRDRIVE DESIGN」を採用した、グローバルスタンダードモデル

AIRDRIVE ROTOR」と「AIRDRIVE BAIL」、2つのテクノロジーを搭載し、アングラーの思い通りの操作を実現する。

リール操作時の慣性を極限まで抑えることで、巻き出しの軽さ、ルアー操作のキレ、感度の高さ――

そのすべてがこれまでのスタンダードを超えていく。

さらにドラグには「ATD TYPE-L」と「スプール別体ラチェット」を採用。

初動レスポンスの向上と心地よいドラグサウンドが、ファイトシーンを一層快適にサポートする。

そして、「MAGSEALED」をピニオン部に搭載。

マグオイルを用いた機構で、水や砂塵を気にすることなく釣りの時間を愉しめる。

このリールが、あなたの“夢のカタチ”を描き出す。

ダイワ

公式さんが推したそうなポイントは以下ですね。

  • エアドライブデザイン(新コンセプト、操作性・感度アップ)
  • ATD TYPE-L(ドラグ性能)
  • ドラグ音がいい(スプール別体ラチェット)
  • マグシールド(防水性)

「26フリームス」の仕様・テクノロジー詳細

出典:ダイワ
  • AIRDRIVE DESIGN: 操作性向上を狙った新設計思想。巻き出しの軽さと感度を高めています。
  • AIRDRIVE ROTOR: ZAION V製の軽量・低慣性ローター。剛性を保ちつつ、軽快な回転を実現。
  • AIRDRIVE BAIL: ライントラブルを抑える小径化された軽量ベール。
  • ZAION V製ボディ: 軽さと剛性を両立するカーボンハイブリッド樹脂。リールの土台を支える基幹素材です。
  • MAGSEALED(ピニオン部): 磁性オイルで水や埃の浸入をブロック。初期の滑らかな回転を維持します。
  • TOUGH DIGIGEAR: 滑らかな回転が長持ちする、高精度・高耐久なギアシステム。
  • ATD TYPE-L: 魚の引きにスムーズに追従する次世代ドラグ。細糸のアジングに最適。
  • スプール別体ラチェット: ドラグ音をより明瞭にする構造。ファイトの快感を高めてくれます。
  • パーフェクトラインストッパー: 細糸から太リーダーまで留めやすい、新形状のライン留め。

まとめ

忖度なしに言えば、26フリームスは「絶妙に中途半端な立ち位置」です。

アジングに必須のコスパと軽さを突き詰めると、結局は23レガリスか24ヴァンフォードが最適解になってしまいます。
多くの人にとって、満足度が高いのはこれら各価格帯の覇権リールでしょう。

「どうしてもこのデザインがいい」「低予算でマグシールドが必須」という明確な理由がない限り、素直に覇権モデルを選んでおくのが無難かな〜と思います。

アジングの覇権リール

【〜1万円台】23レガリス

26フリームスと同じ重さで、実売価格が圧倒的に安い。防水性(マグシールド)を求めないなら、これで完結します。

【1〜2万円台】24ヴァンフォード

自重155g。フリームスより20gも軽く、感度・操作性ともに別次元。予算を少し足せるなら、ここがコスパの最適ポイント。

【3万円台〜】24ルビアス

軽さ・剛性・所有欲のすべてを満たす、アジングリールの「正解」。

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ロッドが重要


リールは重要度(低)
コスパ重視でいきましょ


ジグヘッドは
フックサイズ・重さの調整がキモ


ワームは少数精鋭でOK
汎用性◎なワームから揃えよう


ラインはエステルが鉄板
PEや高比重PEも人気


仕掛け(リグ)はジグ単が基本
特殊なポイントでは遠投リグが活躍


便利グッズがあれば
釣りが快適になり、手返しもアップ


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