この記事の結論
スナップがなくてもアジングはできるけど、使ったほうが釣果を伸ばしやすい。
てことで、この記事では「スナップ」の必要性、メリット・デメリットなどをまとめていきます。
ちな、筆者は圧倒的な「スナップ肯定派」。
記事後半ではスナップの選び方や、使いやすいおすすめスナップも紹介しています。

ども。当サイトの管理人です。
釣りメディアのライター&ディレクターとして、これまでに1000本以上の記事制作に携わってきました。
雑食アングラーではありますが、なかでもアジングは大好物。
いろんな道具と苦楽をともにしつつ、かれこれ10年以上はアジングをやり込んでいます。
アジング道具については、そこいらの釣具屋店員サンよりもぜんぜん詳しい自負があります。
あなたにピッタリのギア選びをお手伝いできるよう、当サイトで役立つ情報をお届けしています。
アジングでスナップは使うべき?
絶対的な正解はない
アジングではスナップを使うべきか。
これは人によって好みが分かれる部分で、絶対的な正解はありません。
わたしはつけます。さすがにメリットがでかすぎるので
なんですけど、管理人は「スナップつける派」です。圧倒的に。


もちろんスナップにはメリットもデメリットもあるんですけど、さすがにメリットがでかすぎます。
逆に、デメリットはほとんど気になりません。



メリットのデカさと比べると、デメリットなんて取るにたらんレベルです。
メリット:デメリット=100億:1
例えば、メリットとデメリットが1:1とかだったら、使うか否かでわりと迷うじゃないですか。
でも、スナップに関しては、
メリット:デメリット
=100億:1
ぐらいなんですよ。(管理人調べ)
まじで使わない理由がないです。
管理人は10年以上はアジングをやってるのですが、初めて使って以来、スナップはず〜っとつける派です。
スナップ切らしたときに、スナップなしでアジングをすることもありますが、やっぱりデメリットはほとんど気になりません。



だから、つけましょ。スナップは。
スナップをつけるべき理由(メリット・デメリット)
アジングにおけるスナップのメリット・デメリットはこんな感じ↓です。
メリット(肯定派の意見)
- ジグヘッド交換が爆速
- 釣果アップにつながる
- リーダーを節約できる
- ルアーの動きが良くなる
- 歯が鋭い魚対策になる
デメリット(否定派の意見)
- 感度が下がる
- 操作音がノイズになる
- 金属音がアジに違和感を与える
- 強度が不安
- ジグヘッドの交換頻度が少ないからかえって非効率
デメリットは都市伝説レベル?
こうやって見ると、デメリットがエグそうに見えるじゃないですか。
でも、ぶっちゃけデメリットはどれも都市伝説レベルです。
- 感度・操作ノイズ・金属音について
-
感度が下がってる感じはしないし、操作音(カチャカチャ)がノイズになることもないです。
金属音でアジが釣れにくくなってる感じもしません。 - 強度・効率について
-
強度に関しては、シーバスとかエイとかを相手にしても、スナップが折れたことはないです。
効率に関しては、1日に1回でもジグヘッド交換をするなら、スナップを使ったほうが効率的。
一発でベストなジグヘッドを選べることのほうが稀ですし、基本は使ったほうが効率良いです。



…というわけで、スナップのデメリットはどれも取るに足らないです。
デメリットが気にならない人はアジングが下手なだけ?



デメリットが気にならないのって、お前がアジング下手だからじゃね?
って言われると、ぐうの音も出ませんけども…w。
確かに、アジングがめちゃんこ上手な人にとっては、デメリットの項目がすごく気になるのかもしれません。
でも、管理人も一応は10年以上はアジングをやってますが、デメリットが気になるほどにアジングがうまくなれていないです。
スナップを使ったほうが釣果が伸びる?
逆に、使っているとスナップのメリットはすごく感じます。
わたしがスナップを使う一番の理由は、釣果アップにつながるからです。
スナップなしだと、JH交換をしなくなる
ジグヘッドの重さやフックサイズを、当日の状況に合わせて微調整するって意外と重要。
でも、交換のたびにラインを切って結び直すのは、さすがにダルいんですよね〜。


管理人の場合は、スナップをつけていないとジグヘッドの交換を面倒くさがってしまいます。
その結果、釣果のロスが生まれやすくなる…。
まあ、こんなロジックでスナップ使用が釣果アップにつながるわけです。
スナップの有無で快適さは雲泥の差
逆に、スナップさえつけておけば、ジグヘッドの交換はノーストレス。
だから、釣果的にも、作業ストレス的にも、スナップが欠かせないんです。
副次的なメリットも多い
他にもスナップには以下のようなメリットもあります。
- リーダーを節約できる
ラインを切って結び直さずに済むから - ルアーの動きが良くなる
スペースができて可動域が広がるから - 歯が鋭い魚対策になる
スナップの長さがあるからリーダーに歯が当たりづらくなる
まあ、これらのメリットはあくまで副次的なものですけども。
99%の人はスナップを使うべきである
ジグヘッド交換が爆速化して
釣果アップにつながる
これがスナップを使う最大の理由です。



スナップは使ったほうがいいっす。まじで。
アジング用スナップの選び方
スナップ選びで気をつけたいポイント
とりま細軸・小型なものを選ぼう
まずは、スナップ軸の細さ。なるべく細いものを選びたいです。
軸が太いとジグヘッドのアイに通しづらくなりますからね。
複数のサイズ展開をしている製品なら、基本的に
- いっちゃん小さいやつ
- いっちゃん軸が細いやつ
を選べばOKです。
いっちゃん細くて小さいやつでOK。※でも、長さはあったほうがベター。


デカい魚がばんばん掛かるような状況でなければ、一番細くて小さいやつで問題ありません。
アイが小さいとスナップが通らない
スナップを使うなら、合わせるジグヘッド選びも重要です。
見るべきポイントは「アイ(ラインを通す穴)の大きさ」。
アイが小さいジグヘッドだと、物理的にスナップを通しづらくなります。
アイが小さいやつはやめておきましょう


余談:スナップ使うなら「34」のジグヘッドはやめとけ。
具体例を挙げるなら、34(サーティーフォー)のジグヘッドはくっそアイが小さい…。
(嫌がらせなのでは?と思うほどに。)
スナップが通らずにイライラするので、スナップを使うならおすすめできないです。
着脱がしやすいワンタッチ式がおすすめ
着脱のしやすさも要チェック。
開閉の必要がないワンタッチ式のやつがおすすめです。


ワンタッチ式だとルアーが抜けるんじゃ…?





ワンタッチ式って、スリットからルアーが抜けそうで不安…。
って思うかもですけど、ぜんぜん大丈夫です。抜けないです。
管理人はこれまで、スナップつきで、何千匹?何万匹?かはアジを釣ってますけど、今のところ抜けたことはありません。
スナップ選び:その他のポイント
その他のポイントとしては、以下のような点が挙げられます。
- 強度
- メーカー
(※どちらもあんま重要じゃないです)
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強度について
強度に関しては、別に気にする必要はありません。
アジングではドラグをゆるめにしてることが多いですし。
管理人は超細軸の小型スナップをメインに使っていますが、シーバスやヒラメ、エイも問題なくキャッチできてます。
細軸のスナップでもそう簡単に折れないので、まあ心配はいりません。
メーカーについて
メーカーに関しても、ぶっちゃけなんでもいいです。
しいていうなら、ご自身が知ってるメーカー(有名なメーカー)のものを選んでおけば、なんとなく安心感があるかな〜ってぐらいです。
アジングにおすすめのスナップ6選
宵姫 スリットスナップ SS(がまかつ)


両サイドがスリット式になっているスナップ。
リーダーをスリットに引っ掛ければラインが通る仕組みになっていて、これが便利です。
(スナップを結ぶときに穴にラインを通す必要がないので)


ジグヘッドを着脱するほうのスリットは、すき間が少し大きめになっていて、着脱がしやすいです。
ポロリ注意!!
ただし、すき間が大きいほうにラインを結ぼうとすると、結んでるうちにスナップがぽろりと落ちちゃいます。
夜だと落ちたスナップを探すのは困難で、落とすと高確率でスナップが1個ムダになります。


わりと重要です
- すき間が小さいほう →ラインを通す
- すき間が大きいほう →ジグヘッドを通す


これ↑を間違えないようにしましょう。
一手スナップ SS(オーナー)


ロングセラーのワンタッチ式スナップ。
着脱がしやすく、ルアー交換を爆速化してくれます。


ラインが抜けない「シームレスアイ」仕様になっており、安心感があります。
月下美人 ナインスナップ F(ダイワ)
大手メーカー産という安心感があるスナップ。
スナップとジグヘッドのアイ同士が垂直になる設計で、ルアーの動きを妨げづらいです。


アジスナップ ロング SSS(アクティブ)


全長が少し長めに設計されているスナップ。
長いことによって、以下のようなメリットがあります。
ロングタイプの利点
- 長さがあるぶん持ちやすく、着脱がしやすい
- 魚の歯がラインに当たりづらい
サイズ表(タップで拡大)


ラクリップ ロング(ティクト)
ティクトから発売されているワンタッチ式スナップ。
ロング版の利点
- 長さがあるぶん持ちやすく、着脱がしやすい
- 魚の歯がラインに当たりづらい
- スナップ自体にガン玉を打てる
ハング(マグバイト)
寒い&暗い状況下で、快適にジグヘッドを交換できるよう設計されたスナップ。
持ちやすさと脱着のしやすさが魅力のストレスフリー設計が魅力です。
アジング用スナップの結び方
リーダーとスナップを結束するときは、難しい結び方は不要です。
極端な話、固結び×2とかでもぜんぜん問題ありません。
釣りでよく使われる”ちゃんとした”結び方をしたいなら、
「クリンチノット」が簡単で強度も高いのでおすすめです。
クリンチノットの結び方(ダイワ公式)
スナップは使ったほうがいい。どう考えても
アジングでは、よっぽどのことがない限りはスナップを使ったほうがいいです。
使ったほうが釣果が伸びます。


逆に、スナップを使わないと、ジグヘッド交換がめんどくさくなって、釣果を損する可能性が高くなります。
スナップ否定派の意見
- 感度が悪くなる
- 金属音が魚に違和感を与える
- 操作音がノイズになる



管理人はかれこれ10年以上はスナップつきでアジングをしてますが、上記のようなデメリットを実感したことはありません。
ぶっちゃけ、スナップ否定派の人のなかには、



あえてスナップ使わないオレかっこいい。
違いがわかるオレかっこいい。
的な人もいると思います。
(完全に偏見ですけどw。)
とにかく、スナップは使ったほうが圧倒的に便利ですし、釣果も伸びます。
だから、わたくし的には使うことを強くおすすめします。
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