ライトゲーム専用リールって本当に必要?アジングやメバリングを始めると、専用機と汎用機のどちらを買うべきか迷う方は多いです。
しかし実は「専用リールはコスパが悪い」と言われることもしばしば。
この記事では、その理由と実際の比較をわかりやすく解説し、あなたに最適な1台を選ぶヒントをお届けします。

ども。当サイトの管理人です。
釣りメディアのライター&ディレクターとして、これまでに1000本以上の記事制作に携わってきました。
雑食アングラーではありますが、なかでもアジングは大好物。いろんな道具と苦楽をともにしつつ、かれこれ10年以上はアジングをやり込んでいます。
アジング道具については、そこいらの釣具屋店員サンよりもぜんぜん詳しい自負があります。
あなたにピッタリのギア選びをお手伝いできるよう、当サイトで役立つ情報をお届けしています。
結論:ライトゲーム専用リールはコスパがイマイチ


先に結論からお伝えします。
ライトゲーム専用リールは、汎用リールと比べてコストパフォーマンスが良いとは言えません。
細かな機能性の違いは確かにありますが、コスパを優先するなら汎用リールが圧倒的におすすめです。
あなたの釣りに最適なのはどっち?専用vs汎用リール比較表
あなたがどちらのタイプのリールを選ぶべきか、一目でわかる一覧表を用意しました。
自分の釣りスタイルに合うのはどちらか、チェックしてみてください。
項目 | ライトゲーム専用リール | 汎用リール |
---|---|---|
こんな人におすすめ | 「月下美人」「ソアレ」といったブランドのデザインや世界観が好きな人。特定の機能にこだわりたい人。 | これからアジングを始める人、色々な釣りを1台で楽しみたい人、コスパを重視する人。 |
メリット | ブランドの世界観に浸れるデザイン、専用設計ならではのニッチな機能(超浅溝スプールなど)。 | 圧倒的なコストパフォーマンス、最新技術が反映されやすい、他の釣りにも使える高い汎用性、豊富なラインナップ。 |
デメリット | 価格が割高、性能が同格の汎用リールより見劣りする場合がある、性能のグレードに上限がある。 | 専用機に比べると所有感は薄れるかもしれない、一部のニッチな機能は搭載されていない。 |
なぜコスパが悪い?専用リールをおすすめしづらい「3つの理由」


なぜ、ライトゲーム専用リールは「コスパが悪い」のでしょうか。
主な理由を3つピックアップしてみました。
少量生産による「割高」な価格設定
専用リールは、その名の通りライトゲームという特定のジャンルに特化しているため、バス釣りやシーバス、エギングなど様々な釣りに使える汎用リールに比べて、生産数がどうしても少なくなります。
生産数が少なければ、一台あたりの開発・製造コストは高くなり、結果として販売価格も割高になってしまうのです。
最新技術の投入タイミングの遅れ
リールの基幹となる最新テクノロジーは、まずフラッグシップモデル(ステラやイグジストなど)に搭載され、その後、量産効果が見込める人気の汎用リール(アルテグラやカルディアなど)へと展開されていくのが一般的です。
専用リールは、これらの汎用リールをベースに開発されることが多いため、いざ発売される頃には、同価格帯の汎用リールはすでに最新技術を搭載して市場に出回っている…というケースが少なくありません。
結果として、性能面でアドバンテージを失い、コスパが見劣りしてしまうのです。
価格差ほどの「性能的メリット」が感じにくい
専用リールならではの機能として、極細ラインに特化したドラグ性能や、下巻き不要の超浅溝スプールなどが挙げられます。
しかし、これらの機能が釣果に劇的な差をもたらすかと言われると、決してそうではありません。
近年の汎用リールのドラグ性能は飛躍的に向上しており、ライトゲームでも全く問題なく使用できます。
スプールの溝の深さも、下巻き糸で調整すれば済む話です。
「この程度の違いなら、割安な汎用リールで十分」と感じるアングラーが多いのが実情です。
さらに言えば、専用リールは実売価格3万円台のミドルクラスが性能の上限です。
それ以上の性能、例えば5万円を超えるようなハイエンドクラスの軽さや巻き心地を求めるなら、結局は「ヴァンキッシュ」や「エアリティ」といった汎用リールが必要になります。
【専用リール vs 汎用リール】同格の製品を比較してみた
「専用リールは割高」と言われても、具体的にどれくらい違うのかピンとこない方も多いでしょう。
ここでは、同じ価格帯の専用リールと汎用リールを比較し、その性能とコストパフォーマンスを見ていきます。
【実売1万円台対決】24 月下美人 X vs 23 レガリス LT
ライトゲーム用リールの入り口となる、実売1万円付近の価格帯。
ここでは、2024年発売の専用機「月下美人 X」と、2023年発売で市場を驚かせた汎用機「23レガリス」を比較します。
モデル | 24 月下美人 X LT2000S-P | 23 レガリス LT2000S-P |
---|---|---|
分類 | 専用リール | 汎用リール |
実売価格 | 約12,000円〜 | 約8,000円〜 |
自重 | 190g | 175g |
ドラグ | ATD TYPE-L | ATD TYPE-L |
ローター | ZAION V | ZAION V |
価格が安い汎用リールの「レガリス」の方が15gも軽いという結果になりました。
リールの重要パーツであるローター素材は同じ「ZAION V」、ドラグも同じ「ATD TYPE-L」を搭載しており、基本性能に大きな差はありません。
「月下美人 X」には専用機らしいデザインや、握りやすいハイグリップI型フィネスノブが採用されていますが、アジングリールで重要な「軽さ」という点では、より安価なレガリスに軍配が上がります。
この価格帯では、専用リールを選ぶメリットは非常に小さいと言わざるを得ません。
【実売2〜3万円台対決】21 ソアレ XR vs 24 ヴァンフォード
次に、本格的な性能を求めるアングラーが選ぶ、実売2万円台後半のミドルクラス。
ここでは、専用機の「ソアレ XR」と、軽さとレスポンスで人気の汎用機「ヴァンフォード」を比較します。
モデル | 21 ソアレ XR C2000SSPG | 24 ヴァンフォード C2000S |
---|---|---|
分類 | 専用リール | 汎用リール |
実売価格 | 約27,000円〜 | 約23,000円〜 |
自重 | 155g | 155g |
主要技術 | マイクロモジュールギアII, サイレントドライブ, ハイレスポンスドラグ | インフィニティクロス, インフィニティドライブ, サイレントドライブ |
軽さに関しては「21ソアレXR」と「ヴァンフォード」は同等です。
注目すべきは搭載技術。ヴァンフォードには、より新しい世代の技術である「インフィニティクロス」「インフィニティドライブ」が搭載されており、巻き上げの力強さやギアの耐久性が向上しています。
ソアレXRの「ハイレスポンスドラグ」は確かに魅力的ですが、ヴァンフォードのドラグ性能もアジングで不足を感じるレベルではありません。
最新技術の恩恵を受けられる分、ヴァンフォードの方がコストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。
では、専用リールならではの機能に価値は?
「軽さや新技術では負けていても、専用ドラグや超浅溝スプールにこそ価値があるのでは?」と思うかもしれません。
しかし、その差は価格ほどのメリットをもたらすでしょうか。
- 専用ドラグの優位性は薄れている:
かつては専用リールのドラグ性能は大きなアドバンテージでした。
しかし、技術の進歩により、近年の汎用リールに搭載されている「ATD TYPE-L」などのドラグは、ライトゲームで求められる「滑らかな滑り出し」を十分に実現しています。
アジの口切れを防ぐという点において、汎用リールで困る場面はほとんどありません。 - 超浅溝スプールは「手間」を省くだけ:
専用リールの超浅溝スプールは、0.2号や0.3号といった極細ラインを巻く際に、下巻きが不要になるというメリットがあります。
しかし、これはあくまで「下巻きをする手間が省ける」だけです。汎用リールのスプールでも、適切に下巻きをすればライントラブルなく快適に使えますし、むしろスプールに深さがある分、他の釣りに流用しやすいというメリットさえあります。
これらの「専用機能」は、確かに便利ではありますが、数千円の価格差を正当化するほどの決定的なアドバンテージとは言えなくなっているのが現状です。
ダイワ「月下美人」のライトゲーム専用リール
ここからは、具体的な製品を見ていきましょう。
まずは、ダイワが誇るライトゲーム専用ブランド「月下美人」からです。
月下美人 X


「専用リールに興味があるけど、いきなり高価なものは…」という方に最適なのが、この「月下美人 X」です。
エントリーモデルながら、ダイワの設計思想「LT」をベースに、滑らかなドラグ「ATD TYPE-L」やレスポンスの良い「エアローター」を搭載。
2024年モデルでは「エアドライブデザイン」の一部が取り入れられ、性能が向上しました。
しかし、同価格帯の汎用リール「レガリス」と比較すると重量面で見劣りするなど、コストパフォーマンスの観点からは悩ましい選択となります 。
月下美人


「月下美人」は、軽さを追求した、シリーズのハイエンドモデルです。
ダイワならではの設計思想として定評のある「ZAION製モノコックボディ」などを採用し、軽さ・強度を両立。
月下美人のなかでは最高性能な一台ですが、汎用リールと比べると魅力は薄め…。
性能やコスパを重視するなら、「24ルビアス」や「23エアリティ」を選ぶほうが満足度は高いと思われます。
ダイワ「月下美人」リール比較一覧
モデル | 価格帯 | 自重 (2000S) | 主な特徴 |
---|---|---|---|
24 月下美人 X | 1万円台 | 190g | ATD Type-L, エアドライブデザイン搭載 |
23 月下美人 | 3万円台 | 165g | モノコックボディによる高剛性・軽量化 |
シマノ「ソアレ」のライトゲーム専用リール
次に、シマノが送り出すライトゲーム専用ブランド「ソアレ」のリールを見ていきましょう。
ソアレ BB


「ソアレ BB」は、ソアレシリーズの入門機です。
シマノリールの心臓部である「HAGANEギア」と、ライトゲーム専用の「ハイレスポンスドラグ」を搭載。
2000番で200gとやや重量はありますが、そのぶん、剛性感と巻きの安定感は魅力です。
ジグ単の釣りに特化した「500番」サイズがあるのも特徴です。
21ソアレXR


人気を博した「ソアレCI4+」の後継機として登場した、シリーズの中核を担うモデルです。
「マイクロモジュールギアII」と「サイレントドライブ」がもたらす異次元の静粛性と滑らかさが魅力。
軽量な「CI4+」製ボディと「マグナムライトローター」の組み合わせで、2000番クラスで155gという軽さを実現しています。
発売当時は最先端でしたが、後継機の登場により、型落ちモデルとなっています。
25ソアレXR


2025年に登場予定の最新モデルが「25 ソアレ XR」です。
21年モデルの基本性能を踏襲しつつ、巻き上げパワーを向上させる「インフィニティドライブ」とギアの耐久性を高める「インフィニティクロス」を新たに搭載。
さらに、ライントラブルを軽減する「アンチツイストフィン」も追加され、完成度を一層高めています。
シマノ「ソアレ」リールの比較一覧
モデル | 実売価格 | 自重 (C2000SS) | 主な特徴 | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|---|
22 ソアレ BB | 1万円台 | 200g | HAGANEギア搭載で高耐久・滑らか | 巻き心地と耐久性を重視する入門者 |
21 ソアレ XR | 2-3万円台 | 155g | マイクロモジュールギアIIなど当時の上位技術を搭載 | 型落ちでも高性能な専用機が欲しい人 |
25 ソアレ XR | 2-3万円台 | 150g | インフィニティドライブ、インフィニティクロス等最新技術を搭載 | 最新・最高の専用機を求めるコアなファン |



一般的な2000番クラスを買うなら、汎用リールのほうがおすすめ。
なんですけど、軽量リールをコスパよく入手するという観点では、各製品の500番モデルは優秀です。
デメリットを把握したうえで選ぶのはアリだと思います。
これが最適解!ライトゲームに最適な「汎用リール」おすすめ5選
専用リールは魅力的ですが、コストパフォーマンスを考えると、汎用リールのほうが賢い選択です。
ここでは、数ある汎用リールの中から、ライトゲームで絶大な性能を発揮する「間違いのない5台」を厳選しました。
【コスパの革命児】ダイワ 23 レガリス LT


「これが1万円以下で買えるなんて…」と、多くのアングラーを驚かせた革命的なリール。
2000番で175gという自重は、1万円台の上位機種と比べても見劣りしません。
2023年モデルから上位機種と同じ「エアドライブデザイン」が採用され、巻き出しなど使用感的な軽さが向上。
ハンドルもねじ込み式に変更され、巻きの安定感も増しました。
軽さとレスポンスを驚異的な価格で実現した、まさに「コスパ最強」の一台です。
アジングにおすすめの万能モデル:
LT2000S-P
アイテム | 標準自重(g) | 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転) | ギア比 | 標準巻糸量ナイロン(lb-m) | 標準巻糸量PE(号ーm) | ハンドルアーム長(mm) | ベアリング(ボール/ローラー) | 最大ドラグ力(kg) | ハンドルノブ仕様 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
LT2000S-P | 175 | 63 | 4.8 | 2.5-200_3-150_4-100 | 0.4-200_0.5-170_0.6-150 | 45 | 5/1 | 5 | HG-Iライト |
【軽快さの優等生】シマノ 24 ヴァンフォード


「汎用性が欲しい。でも、軽さと感度も妥協したくない」。
そんな願いを叶えるのが「ヴァンフォード」です。
シマノの軽量・高レスポンスモデルの系譜「クイックレスポンスシリーズ」に属し、その思想はフラッグシップの「ヴァンキッシュ」と共通しています。
24年モデルでは「インフィニティドライブ」「インフィニティクロス」を搭載し、巻きの安定感と耐久性が大幅に向上。
軽量なCI4+ボディと慣性を極限まで低減した「マグナムライトローター」により、巻き出しの軽さ軽さと心地よい操作感を実現しています。
おすすめの万能モデル:
C2000S
品番 | ギア比 | 実用ドラグ力(Kg) | 最大ドラグ力(Kg) | 自重(g) | スプール 径(mm)/ストローク(mm) | 糸巻量ナイロン(号-m) | 糸巻量ナイロン(lb-m) | 糸巻量ナイロン(mm-m) | 糸巻量フロロ(号-m) | 糸巻量フロロ(lb-m) | 糸巻量PE(号-m) | 最大巻上長(cm/ハンドル1回転) | ハンドル長さ(mm) | ベアリング数BB/ローラ― |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
C2000S | 5.1 | 2 | 3 | 155 | 43/13.5 | – | 3-125, 4-100, 5-75 | 0.14-145, 0.16-105, 0.18-80 | – | 3-110, 4-85, 5-65 | 0.6-150, 0.8-110, 1-80 | 69 | 40 | 7/1 |
【異次元の軽さ】アブガルシア ゼノン


「とにかく軽いリールが欲しい」というアングラーを震撼させたのが、アブガルシアの「ゼノン」です。
最軽量モデルは142gと、その軽さは最新のアジングリール界でもトップクラス。
その秘密は、無駄を極限まで削ぎ落とした左右非対称の軽量マグネシウム合金ボディ。
個性的なデザインと極上の軽さは、多くのアングラーを魅了しています。
おすすめの万能モデル:
2000S
製品名 | 自重(g) | ギア比 | 最大ドラグ力 | 最大ライン巻き取り長(cm/ハンドル1回転) | ボール/ローラーベアリング | ラインキャパシティ(m) ナイロン・フロロ / PE |
---|---|---|---|---|---|---|
ZENON 2000S | 145 | 5.2:1 | 3 | 69 | 10/1 | 0.165(4lb)-100/ PE0.6-100 |
【軽さと強さの両立】ダイワ 24 ルビアス


ダイワの中核を担う人気モデル「ルビアス」。
24年モデルは「エアドライブデザイン」を搭載し、ZAION製モノコックボディと組み合わせることで、軽さと強さ(剛性)をかつてない次元で両立しています。
LT2000Sで145gという自重は、上位機種「エアリティ」に匹敵。
滑り出しの良さに定評のある「ATD TYPE-L」ドラグも搭載しており、ライトゲームで求められる性能を高いレベルで満たしています。
デザイン性も高く、所有欲を満たしてくれる一台です。
タップで選択
品名 | 自重 (g) | 巻き取り長さ (cm/ハンドル1回転) | ギア比 | 標準巻糸量 | ハンドルアーム長(mm) | ベアリング (ボール/ローラー) | 最大ドラグ力 (kg) | ハンドルノブタイプ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ナイロン (lb-m) | PE(号-m) | ||||||||
LT2000S-P | 145 | 64 | 4.9 | 3-150 | 0.4-200 | 40 | 9/1 | 5 | HG-I |
【究極のフィネス】ダイワ 23 エアリティ


「軽さ」と「強さ」という相反する要素を、ダイワの技術の粋を集めて融合させたフラッグシップモデル。それが「エアリティ」です。
フルメタル(マグネシウム製)モノコックボディを採用しながら、LT2000番で145gという驚異的な自重を実現。
その軽さは感度に直結し、水中のあらゆる情報をアングラーに伝えます。
滑らかで静かな巻き心地、レスポンス抜群のドラグ性能など、全てにおいて最高峰。
ライトゲームを極めたいアングラーが行き着く、究極の一台と言えるでしょう。
タップで選択
アイテム | 標準自重(g) | 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転) | ギア比 | 標準巻糸量ナイロン(lb-m) | 標準巻糸量PE(号ーm) | ハンドルアーム長(mm) | ベアリング(ボール/ローラー) | 最大ドラグ力(kg) | スプール寸法(径mm) | ハンドルノブ仕様 | ボディ素材 | ボディ構成 | ローター | 防水機構 | スプール |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
LT2000S-P | 145 | 64 | 4.9 | 3-150 | 0.4-200 | 40 | 11/1 | 5 | 42 | HG-Iライト | マグネシウム | 1部品(モノコック) | ZAION | マグシールド | 薄肉アルミ |
もう迷わない!ライトゲームリール よくある質問(Q&A)
Q: リールに巻くラインは、PEとエステルのどっちがいいの?
A: 一概にどちらが良いとは言えず、状況による使い分けが釣果アップの鍵です。それぞれの特徴を理解しましょう。
特徴 | PEライン | エステルライン | 高比重PEライン |
---|---|---|---|
素材 | ポリエチレンの原糸を編み込んだもの | ポリエステル | ポリエチレンに比重材を混ぜたもの |
比重 | 水より軽い(浮く) | 水より重い(沈む) | 水より重い(ゆっくり沈む) |
感度 | 高い | 高い | 高い |
直線強度 | 強い | 弱い | 強い |
風の影響 | 受けやすい | 受けにくい | 受けにくい |
得意な状況 | 重めのルアー、深場、風のない状況、大物が混じる場所 | 1g以下の軽量ジグヘッド、風のある状況、近距離戦 | ジグ単から遠投まで幅広く対応 |
初心者さんには、
- ジグ単メイン → エステル0.3号
- ジグ単&遠投 → 高比重PE0.3号
がおすすめです。
Q: 海で使った後のメンテナンス方法は?
A: 釣行後に時間がとれる人は、以下のようなメンテナンスをするのがおすすめです。
- ドラグを締める:内部に水が入るのを防ぐため、ドラグノブをしっかり締めます。
- 真水で優しく洗う:シャワーなどの弱い水流で、リール全体についた塩分や汚れを洗い流します。お湯はグリスを溶かしてしまうのでNGです。
- 水分を拭き取る:乾いたタオルで優しく水分を拭き取ります。
- 陰干しする:風通しの良い日陰でしっかりと乾燥させます。
- ドラグを緩める:乾燥したら、ドラグワッシャーのへたりを防ぐためにドラグを緩めて保管します。
定期的にラインローラーやハンドルノブの付け根に専用のオイルを少量注油すると、なおよし。
Q: 初心者におすすめの番手(サイズ)は?
Q4: 2500番のリールでアジングはできる?
A: はい、できます。
特に、重めのキャロライナリグやフロートリグを遠投する釣りでは、糸巻き量の多い2500番が有利になることも。
また、エギングやシーバスなど他の釣りとリールを兼用したい場合も、2500番は良い選択肢です。
ただし、1g前後の軽いジグヘッド(ジグ単)を使う繊細なアジングがメインの場合、2500番は少し重く、大きすぎると感じるかもしれません。
その場合は、やはり2000番の方が軽快に操作でき、感度も取りやすいでしょう。
まとめ


専用リールと汎用リール、どちらも一長一短があります。
ただ、コストパフォーマンスを優先するなら汎用リールが断然おすすめです。
ブランドの魅力に惹かれる人は専用リールを選ぶのも良いですが、迷っているならまずは汎用リールを。
記事内の比較表を参考に、あなたにぴったりの1台を選んでみてください。
コスパ抜群
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